『Who's Afraid of Virginia Woolf?』(1966)拝見 | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
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『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』

 

マイク・ニコルズ監督作品、アメリカ、131分

 

 

エリザベス・テイラー様、リチャード・バートン様、

ジョージ・シーガル様、サンディ・デニス様

 

 

拝見し終わって、記事を書く前に、Wikipedia様拝見してびっくり

タイトルが、ディズ*ーのアニメ『三匹の子ぶた』挿入歌もじりで、

「Big Bad Wolf」という部分を、英国の女流作家、ヴァージニア・ウルフかけてある

で、作中、それに節をつけて歌うところがある為、

かの、ディズ*ー様が著作権で目を光らせておいでで、

元となった、エドワード・オールビー様の戯曲上演に当たっては、

マザーグースにある、似た節回しに変更されることが多いそうな。

あっぱれ、世界の金の亡者、ディズ*ー!!!

 

 

 

大学の学長の娘と結婚したが、万年助教授と、彼を罵る妻

新たに、赴任してきた、若い数学者夫婦

 

 

バーテンさんが一人顔を出す他は、

全編四人で繰り広がられる、すさまじい言葉の応酬

パーティーで出会って、誘ったという設定で、既にアルコール入り深夜

 

 

 

 

それが、水のごとく、どんどん飲み続けながらだから、

もう、凄まじい泥仕合じみた展開に。(若い妻は、飲み過ぎで倒れるし)

話の中心に見え隠れするのが、助教授夫妻息子の存在。

妻が溺愛し過ぎた少年の話と、「できちゃった婚」した数学者の妻が、

実は、想像妊娠だったって話が、二組の夫婦の根深いところにある。

 

 

それをねちねち、わいわい、壮絶にやりとり。

 

 

 

クライマックス、助教授の息子は、交通事故で死んだと明かされ、

夜明け、数学者夫婦は帰っていく・・・で話が終わるんかと思ったら、

そっからが、一番かなめ?となる展開に。

 

 

 

はあ~、毎度、アメリカのこの手の戯曲激しゅうございます

実際の国民性も、こんなんだろうか???

夫婦喧嘩は犬も食わないと言いますが、犬も眠れない騒々しさ

 

 

 

エリザベス・テイラー様、本作で、アカデミー賞獲得されてる。

いやはや、この御仁。様々な難役に挑む方だ・・・と、

ずっと思っていたのですが、自伝を拝読して驚き。

子役からハリウッドシステムの中で育たれたせいか?

出演作品は、ほぼ、会社側が提示して、そのギャラ次第だったみたい。

それで、こんな役をこなしちゃうって、たまげる

「女優」として育ち、「演じる」ことは、日常でらしたのか???

北島マヤもびっくり?

 

 

リチャード・バートン様と二度もご結婚されてらっしゃるし、

演劇の影響はおありだと思いますが。

この役の為には、実年齢より老けて見せるために、7キロの増量されたそうで・・・

それが、間違いの始まりだったのか???リズ様体形の???

圧倒される存在感でらっしゃいました。