2018年9月20日記事
コロムビア映画だあ☆
リチャード・クワイン監督作品、アメリカ、108分
全然そんなお色気作品ではなく ↑↓ こっちのが近い。
ベティ・ギャレット様、ジャネット・リー様、ジャック・レモン様、
ボブ・フォッシー様、トミー・ロール様、ディック・ヨーク様他
姉は作家に、妹は女優にという夢を持って、都会に出て来た姉妹。
美人でかわいい妹の横で、ずっと彼女への男性の賛辞ばかり聞いて来た姉。
これ、切ない。姉妹の仲が特別よいから、尚更に。
ジャック・レモン様もジャネット・リー様も、まだお若くて、
ジャネット・リー様は主人公姉妹の妹役で、初々しい娘さん。
とても『サイコ』のシャワーお姉さんになられるとは、想像もつかない。
ジャック・レモン様も、こんな役もされてらしたんだあ、って感じ。
『媚薬』では、脇でも冴えてたけど、本作ではちょっと中途半端かな。
1942年版では、当作の監督が、妹への求愛者、フランク・リッピンコット役を。
その役に、「どっひゃ~!?」な、お若きボブ・フォッシー御大。
御大のMGM調のミュージカル作品・・・拝見することがあるとは思わなんだ。
脚本に、ブレイク・エドワーズ監督の名前があったり、びっくりの贅沢あれど、
ボブ・フォッシー様は「ええっ!?」でした。
カウンター内のお兄ちゃんが御大。
ミュージカルの変遷期を生きて、新しい時代へ、先頭を走ったお方でしたのね。
この方によって、ミュージカルは命を新たに生き延びられた。
でも、みどり、最も絶好調でらした頃の、フォッシー様ミュージカル、
あまり興味がない・・・特に、本領発揮の大勢で踊るあたり。
フレッド・アステア様風ボブ・フォッシー様という、世にも珍しいダンス!
そして、嬉しいのがディック・ヨーク様ご出演。
姉妹と同じアパートに住むカップルの男性役。
『奥さまは魔女』のダーリンだあ!!!結構マッチョでらしたのね。
でも、あのコミカルなお猿さん顔は、ダーリン☆
かように、贅沢なキャスティングの一本なのですが、
曲への移行とか、「い、いきなりそこで歌うんだ?」だったり。
フォッシー様節がさく裂した所以外のダンスとか、どこかぎこちない?
アステア様、ケリー様等々で馴れて来た感じとは全然違う。
で、見たら「コロムビア映画」だったんですね。
MGMミュージカルの完成度に改めて脱帽です。
マリリン・モンロー様のミュージカルはよかったけどな、
あれはフォックスでした。
フォックスって、他にどんなミュージカル作ってるのかな。
お話としては、主演?の姉の心情が、理解出来て好きでした。
ミュージカルとしては、思いがけない方々の、
フレッシュな頃を垣間見れるところが見もの???
何故か突然アクセス数がぐいっと数日上がったのが、
昨日からす~っと前より下がる。
でも、いいね!とかアクセス数が上がったら増えるって事はなく、
樹木希林様ご訃報に接しての記事も39いいね!のまま。
そして、アクセス先は、今も島田陽子様がぶっちぎり。
(内田裕也様つながり!?)
デジタルな世界って解らなくて面白い。