再掲・『That Hamilton Woman(美女ありき)』(1941):もう美女美女です | 時は止まる君は美しい

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2019年12月24日記事

クリスマスイヴに投稿したんですね。

うう~ん、セレクトとしては微妙だなあ。

しかし、きっぱり、お美しいです。


美女写真で行きます!

 

アレクサンダー・コルダ監督作品、イギリス、128分

 

 

 

ヴィヴィアン・リー様、ローレンス・オリヴィエ様、アラン・モウブレイ様、マイルズ・マンダー様、

グラディス・クーパー様、サラ・オールグッド様、ロナルド・シンクレア様他

 

 

18世紀末のイギリス海軍提督ホレーショ・ネルソン

ハミルトン夫人不倫の恋を描いている。

実際不倫の末に再婚したヴィヴィアン・リーとローレンス・オリヴィエが主演

(Wikipedia様より引用)

 

 

 

 

ご衣裳も残ってます。

 

 

 

 

二時間を超える本作。勿論、内容はそれだけではなく、

エマがナポリで、大使ハミルトン卿との、結婚に至るいきさつ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネルソン提督とが芽生えてからの、障害の数々。

 

 

ネルソン提督と国王への橋渡しなど、エマの尽力

戦地に赴いてから、既に顔も思い出せないほど離れていたという、

レディ・ネルソンとの、四角関係

 

 

それぞれが抱える感情の機微が描かれています。

エマが、ネルソン夫人と初めて顔を合わせた時の、

二人の一瞬の表情も、流石。

 

 

しかし、何といっても『美女ありき』

 

 

 

 

映画では、初め踊り子をし、男性とも色々あったという程度の説明ですが、

実際は、絵画のモデルもされていた為、多くの絵が残っています。

 

 

その踊りは、実際は、かなりのレベルで、

結婚後も、演劇を交えた舞踏を披露し、国王夫妻を始め、

ゲーテもその踊りに魅せられたとのこと。

 

 

ネルソン提督が、まだ戦地に行かされるんかいっ!な出征で、

遂に命を落とし、その後落ちぶれたエマが、

安酒を盗んだことで留置され、彼女をかばって一緒に留置された女に、

請われるままに、自らの話をする構成。

 

 

 

 

 

女は絶世の美女と名高いハミルトン夫人とは信じられないが、

嘘でも話を聞きたいとせがむ。

 

 

ネルソン提督のを知らされた所で、彼女は話を止め、

「それからどうなったの」という問いに、

「それだけよ」と答える。

 

 

 

大変久々に拝見して、記憶よりずっと大作でありました。

↑ が、映画からのお写真。

↓ は、ハミルトン夫人がモデルを務めた絵画で。

 

 

 

 

 

 

 

世間は不倫関係お二人をこんな風に描いたりしていたのですね。

 

 

ネルソン提督もなかなかの美丈夫。

 

 

 

 

 

書簡も多く残されているようです。

 

 

 

エマが住んだ家。

 

 

最後に、ご本人モデル画と、ヴィヴィアン様版で☆

 

 

 

 

 

 

 

上手い!

 

 

これは着色かな?