どうにかならんか、この邦題!?『変態小説家』(2012) | 時は止まる君は美しい

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インテリ・ファンタスティックな笑い?

 

『A FANTASTIC FEAR OF EVERYTHING(変態小説家)』

クリスピアン・ミルズ監督作品、イギリス、100分

 

 

サイモン・ペグ様、アマラ・カラン様、クレア・ヒギンズ様、エリオット・グリーン様、

マイケル・フィアスト様、キラン・シャー様、ケリー・シェイル様他

 

 

昔のウッディ・アレン監督とティム・バートン監督が「好き」という方にお勧め

あの線の英国風味

 

 

 

スクリューボール・コメディが好きなのに、

西洋映画の、インテリのヒステリー・ギャグが全く笑えないみどり。矛盾

 

 

 

で、そのあたりがお腹いっぱいになっちゃって。でも、後味は良

こうして書いていて、もう一度拝見したくなる。

複雑な生い立ちの童話作家が、連続殺人ものを書こうとして、

その世界を調べるうちにどんどん巻き込まれて行き、神経衰弱に・・・

 

 

 

 

 

自分を殺そうとしている誰かが、毒殺しようとして、

ミルクに毒を入れてないかキャップを調べる始末。

 

 

 

大パニックで精神分析医に電話してカウンセリング受けるし。

 

 

 

 

 

子供の時、コインランドリー置き去りにされた為、

コインランドリーが怖いのに、急にプロデューサーと会う事になり、

どうしてもコインランドリーに行って、下着とシャツを洗濯しないといけない。

↓ 出かける姿が既に怪しい

 

 

 

 

 

女性客たちが、胡散臭そうに見る中、パニックに陥りつつも、

何とか洗濯に挑むが、誤解が誤解を呼び・・・

 

 

 

果てはこんな美人客が現れパンツを拾われる事態に。

 

 

 

 

撮影もいいし、ラストの落としどころも上手い。

 

 

主演も、『ミッション・インポッシブルシリーズ』、『スター・トレックシリーズ』、

『スター・ウォーズシリーズ』に出演されてらっしゃる上、

あの『宇宙人ポール』脚本・主演をされたサイモン・ペグ様

 

 

評価も決して悪くない。

 

 

 

 

なのに、どうして邦題がこうなる!?映画館で上映室が分かれていて、

「どちらをご覧になりますか?」とにっこり聞かれた時、

清々しく「『変態小説家』一枚」とは言いにくいし、原題とも繋がりない

本気で、日本の映画配給会社のレベルを疑う邦題。

 

 

『恋愛小説家』にひっかけて、悦に入っているつもりか???

そんなセンスで入社できるなら、みどりでもは入れそうだ。映画配給会社。

でも、何を目指しているのか解らない、そのセンスについて行けない。

ポスターの不快感は、オリジナルもそうだから、

責められないけどね・・・でした。

 

 

何故、わざわざここ?