歌付・八月に拝見した映画・その2 | 時は止まる君は美しい

時は止まる君は美しい

巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
B面ブログ「扉・鎧戸・宵の口」も始めました。

 

 

 

『Kingsman: The Golden Circle』(2017)

 

『キングスマン: ゴールデン・サークル』

マシュー・ヴォーン監督作品、イギリス・アメリカ、141分

 

 

タロン・エガートン様、コリン・ファース様、ハル・ベリー様、ジュリアン・ムーア様、

チャニング・テイタム様、マーク・ストロング様、ペドロ・パスカル様他

テンポセンスもよく、豪華なキャスト、勿論、お洒落な一作。

 

 

 

 

↓ パパゲーノか!?な、エルトン・ジョン様、ご自身役。

 

 

 

やはり、CGアクションは、奇妙で苦手ですが、ジェントルマンたち動き綺麗

と、絶賛して、終わりたい

でも、残念、みどり自身の「コード」に触れてしまってアウト

『スター・ウォーズ』代表される駄目・・・

 

 

結局、現実とは、そうやって解決していかないと、「悪」のさばるのかも。

それでも「悪」はい、殺して解決しましょう

相手の生きた感情ある人生家俗なんて、描いてはいけません。

正義唯一無二。悩むことはありません。ほら、ヒーロー素晴らしい

 

 

 

それを描き上げる作品の出来良ければよい程

ヒトというのは、知らず知らずのうちに、洗脳されていくのだという、みどりコード

笑って楽しみ、いい気持になったり感動することに危険を感じる。

好きな役者さん達満載で、に繰り広げられる程、悲しい気持ちに・・・残念。

 

 

 

 

「正義」「信念」を曲げない為には、人は殺し合って解決しなくてはいけない。

それはどうしようもない、仕方のないこと正しいことならば、

それを自分の「真」として受け入れられなかった時は、

究極、自ら「死」を選ばないといけない日が来るのかも。

 

 

なんでこの娯楽大作を拝見して、こんな真剣なこと考えないといけないのか?

前作ではこんなこと考えなかったのに、今、ナーヴァスなのかな

 

 

『Assassinée(もういない)』(2012)

 

ティエリー・ビニティ監督作品・フランス・97分

 

 

パトリシア・カアス様、セルジュ・ハザナビシウス様、マリー・ヴィンセント様

 

 

キャシーは、離婚後シングル娘と息子を育てている。

優秀に育ったエバの、今日は二十歳の誕生日

朝からパーティーの準備にいそしむキャシー。

 

 

気に入らないのは、娘が、父親招待したこと。

誕生祝には、赤いを準備。ガーデンパーティーも始まるのに、

肝心のエバが帰宅しない携帯にも応答はなく、留守電に。

業を煮やして探し回るキャシーは、

警察で、何か大きな事件が起きたことを知る。

 

 

 

エバの惨殺死体が見つかったのだ。

 

 

事件の現場に駆けつけても、遺体の確認すら出来ない。

警察では、行うべき手続き事務的に教えられるだけ。

 

 

 

その上、署内でトイレに行った時、財布を落とした事から、

それを拾ったテレビ局の女性に、被害者の母と知れてしまい、

匿名にされる筈の被害者の身元は大々的に報じられる

 

 

その後、捜査状況も同じく、教えてはもらえないいら立ちに、

自ら調査を始めるキャシー。

今は新たな妻子ある元夫もまた。

 

 

神経を常に尖らせているキャシーは、

心配してくれる周囲にも攻撃的になる。

仕事先のガソリンスタンドには、物見高い客がキャシーを見に来る。

キャシーの対応は、勿論感じ悪い。そして仕事も失う

住んでいるすら、担保にローンを組んでいた銀行のものに。

あの日から、キャシーの中には、犯人を見つける

そればかりが存在し、周囲へも、「娘を殺された母」でしかなくなる。

 

 

別れた夫も、同じく犯人を捜し続けるが、

そんな彼にも当たり散らす日々。

やがて、娘の別れた恋人を問い詰め、暴力をふるった元夫の逮捕

 

 

キャシーは、財布を拾って実名報道をした女性に、

報道の捜査への協力を頼むが、

既にその事件に、世間の関心はないと断られる。

万引きで捕まった息子は、

姉のことしか考えない母の元に、戻ることを拒否し、

父の元行きたいと言う。

 

 

もうじき一年という時、キャシーは、人生の再生を始める。

娘の為に買った車も手放すことに。

その車の中から、遺留品が見つかり・・・

「被害者の家族」がいかに蚊帳の外で、容疑者にさえされたり、

マスコミからも全く守られない等、日本とよく似ている。

 

 

ラスト、手記により有名になったキャシーが、

講演活動を続けるのも、世間に負けなかった被害者家族の形のひとつ?

佳作でしたが、劇場見送り作に無理やり字幕を付けた?

本国での評価も低かった?テレビ映画だった?

殆ど、写真などの資料がない検索への挑戦のし甲斐はあるが、

全敗に終わった当作でありました。

 

 

 

主演の女優さんが、有名な歌手でらっしゃるようで、

そのアプローチからやっとこれだけ。

↓追加!!痺れます!☆kyo_様、いかがでしょう?