2017年7月28日記事
その後も順調に収集し続け、伝記・評伝、見事に積読に。
読書、どうにかしないと・・・と、
LDライト付き、頭に装置するから、
大人の眼鏡併用可能な拡大鏡購入しました。
さて、昔々の読書家に戻れるか?
休憩時間拝読用映画人「自伝」三冊
何となくぽつぽつと、女優さん関係の自伝を拝読しておりました。
ロジェ・バディム監督の自伝は、結局、
ブリジット・バルドー様、カトリーヌ・ドヌーヴ様、ジェーン・フォンダ様、
お三方との関係を書かれたもので、ご本人にはこれといった魅力もないし、
女優さんのゴシップ評伝って感じ???
グロリア・スワンソン様は、聖林、黎明期から、御自分が望んだわけでもなく、
収入源として、女優をやったら成功「なるべくしてなる運命」的、
我が道を行く?落ち着きの?自伝。
耳と歯が大きいという自覚もしっかり。言われてみれば。
「サンセット大通り」について、もっとお書きになってらっしゃるかと思ったら、
オスカーを逃したのを周りが騒いだけど、獲れると思ってなかったし、
・・・という、強がり?でおしまい。
元々、事業がお好き?ケネディ・パパとの不倫、映画製作から、発明品取り扱い、
お歳を召したら、絵画方面へ・・・うん、淡々とされてました。文章も堅実。
フランソワーズ・アルヌール様は、「フレンチ・カンカン」(1954)、「ヘッドライト」(1955)と、
代表作はおありですが、う~ん、ご本人の魅力というより、監督とジャン・ギャバン様?
フェルナンデル様、カトリーヌ・ドヌーヴ様、アラン・ドロン様等大物とのご共演もあり、
断片的交流は描かれてます。
シモーヌ・シニョレ様&イヴ・モンタン様とのお付き合いは長かったようですが。
ドロン様は意外と律儀に、何かの折には顔を出されるお方で気が利いてるとか。
「ちょっとかわいい女優さん」という立ち位置?通り、
微笑ましい程度の自伝でありました。
ラスト、ロジェ・バディム監督は、戦争を通して「楽しいことは出来る時に楽しんどこう」
という教訓を得た、まだ少女を相手の色事師の一番華やかな相手が続いた時期の、
自画自賛自伝?いや、あなた、みなさん、自我が芽生えたらあなたとは合わなくなるでしょ?
後々になって、昔の妻や恋人との秘め事を暴露するなんて、
プレイボーイの名がすたるとは思わんのかあ~?だけど、「女性自身」的魅力?で読ませる?
ドヌーヴ様とも、一応、ご結婚手前までは行かれたみたいですね。
でも、始めから出来上がった大人だったドヌーヴ様じゃ、バディム監督は駄目だな。
ジェーン・フォンダ様はやはり「バーバレラ」は苦痛でらしたみたい。
しかし、あの名作を作ってくれたことは感謝するよ、バディム監督。
お三方の女性の描写の中では、
ブリジット・バルドー様が、あっけらかんとしてらして、可愛かったかしら?
1990年にご結婚された奥様とは、今も続いてらっしゃるようですが、
自伝出版が、この御結婚より前って所だけ、貞節ありかな???
現在は、ジャックリーン・ケネディ様の伝記を拝読中でありまする。
まだ、 ↓ このあたり。
ジャッキー様が貴族の出っての、爺様のはったりだったのね~、あれにはびっくり。
今のところ、マレーネ・ディートリッヒ様のお嬢さまがお書きになられた、
ぶっ飛び母ちゃんの一代記が、ぶっちぎり面白かったかも☆
次点が、ローレン・バコール様の自分うっとり自伝かな。