「Cleopatra(クレオパトラ)」(1963)再見10枚+3枚 | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
B面ブログ「扉・鎧戸・宵の口」も始めました。

 

再見ったって、40年ぶり位?

 

ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ監督作品。(アメリカ)

いやはや、この映画の撮影については、伝説がすごいので、今更本編より、

この際ってことで、お写真は、メイキングから中心に選ばせて頂きました。

 

 

エリザベス・テイラー様レックス・ハリスン様リチャード・バートン様

ロディ・マクドウォール様マーティン・ランド―様ヒューム・クローニン様

めっちゃ久しぶりに再見しました。懐かしの「クレオパトラ」

 
 

前回、通しで拝見したのが小学校の頃のテレビと思いますんで、

ヴァージョン自体が、当時の192分版(テレビだからカットもあったか?)から、

244分版にまで回復?されての、観賞。

(おおっ、お化粧、自力?歌舞伎役者さん並?リズ様)
 
 

 

遠い記憶の底、鮮やかに頭に残っているのが、

クレオパトラが絨毯に巻かれて、シーザーの所へ初登場する場面、

子供を連れて、ローマに現れる際の大パレード

無花果の入った籠に隠した毒蛇自害する場面・・・で、

多分、次に10年後、再見するとしたら、同じなのではないかと確認。

 

 

しかし、かなり復元されていたせいか、自分の年齢のせいか、

オクタヴィアン役のロディ・マクドウォール様を筆頭に、

マーティン・ランド―様、ヒューム・クローニン様といった、脇役?陣じ~ん

(クローニン様、10週間撮影予定10カ月になられたそうで。流石「苦労人」?頑張る。)

 

 

↑ 演出時、この場面が、

↓ こうなる。

 

 

DVDも、特典映像自体が、普通の映画くらい長さがありましたもん。

シーザーのレックス・ハリスン様、リズ様との不倫騒動で話題になっちゃった、

リチャード・バートン様が看板でメインになっちゃって、追加描き込みがされたというお気の毒さ。

↓ このポスターですね。

 

 

しかし、シーザーアントニーまで、キャスト変更されてたんですね。

リズ様のご希望で、撮影はアメリカ以外でってことで、当初セットが組まれたのがイギリス。

雨続きで撮影にならなかったって・・・そりゃそうだろう。

英国での撮影だからってことで、英国人俳優を、と白羽の矢が立ってしまった、

始めのシーザー役、ピーター・フィンチ様は、撮影が進まなくてすることがないうちに、

飲んだくれて、壁を見つめてぼ~っとしてしまう状態まで追い込まれたとか。

 

 

名匠、ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ監督も、一日三回注射を打ちながらの日々、

燃え尽き症候群?で、「クレオパトラ」以降、三作品しかお撮りになってない?

当初の前後編2本立て6時間の構想だったそうで、その復元作業も未だ行われているとか。

生きてるうちに、監督のご遺志でもあったという全長版?拝見出来るかな???

 

 

+は3枚で、リズ様、略奪婚でご結婚されたのに、バートン様との出会いで別離・・・

この「映画関係者」の中でも筆頭お気の毒な、四番目夫エディ・フィッシャー様

グランプリ?ってことで、リズ様とのゴールイン時のお写真を1枚。

 

 

こんな調子で「愛しちゃったのよ」されちゃあねえ、のリズ様&バートン様を2枚。