再見ったって、40年ぶり位?
ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ監督作品。(アメリカ)
いやはや、この映画の撮影については、伝説がすごいので、今更本編より、
この際ってことで、お写真は、メイキングから中心に選ばせて頂きました。
エリザベス・テイラー様、レックス・ハリスン様、リチャード・バートン様、
ロディ・マクドウォール様、マーティン・ランド―様、ヒューム・クローニン様他
めっちゃ久しぶりに再見しました。懐かしの「クレオパトラ」。
前回、通しで拝見したのが小学校の頃のテレビと思いますんで、
ヴァージョン自体が、当時の192分版(テレビだからカットもあったか?)から、
244分版にまで回復?されての、観賞。
遠い記憶の底、鮮やかに頭に残っているのが、
クレオパトラが絨毯に巻かれて、シーザーの所へ初登場する場面、
子供を連れて、ローマに現れる際の大パレード、
無花果の入った籠に隠した毒蛇で自害する場面・・・で、
多分、次に10年後、再見するとしたら、同じなのではないかと確認。
しかし、かなり復元されていたせいか、自分の年齢のせいか、
オクタヴィアン役のロディ・マクドウォール様を筆頭に、
マーティン・ランド―様、ヒューム・クローニン様といった、脇役?陣にじ~ん。
(クローニン様、10週間の撮影予定が10カ月になられたそうで。流石「苦労人」?頑張る。)
↑ 演出時、この場面が、
↓ こうなる。
DVDも、特典映像自体が、普通の映画くらい長さがありましたもん。
シーザーのレックス・ハリスン様、リズ様との不倫騒動で話題になっちゃった、
リチャード・バートン様が看板でメインになっちゃって、追加描き込みがされたというお気の毒さ。
↓ このポスターですね。
しかし、シーザーとアントニーまで、キャスト変更されてたんですね。
リズ様のご希望で、撮影はアメリカ以外でってことで、当初セットが組まれたのがイギリス。
雨続きで撮影にならなかったって・・・そりゃそうだろう。
英国での撮影だからってことで、英国人俳優を、と白羽の矢が立ってしまった、
始めのシーザー役、ピーター・フィンチ様は、撮影が進まなくてすることがないうちに、
飲んだくれて、壁を見つめてぼ~っとしてしまう状態まで追い込まれたとか。
名匠、ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ監督も、一日三回注射を打ちながらの日々、
燃え尽き症候群?で、「クレオパトラ」以降、三作品しかお撮りになってない?
当初の前後編2本立て6時間の構想だったそうで、その復元作業も未だ行われているとか。
生きてるうちに、監督のご遺志でもあったという全長版?拝見出来るかな???
+は3枚で、リズ様、略奪婚でご結婚されたのに、バートン様との出会いで別離・・・
この「映画関係者」の中でも筆頭お気の毒な、四番目夫エディ・フィッシャー様、
グランプリ?ってことで、リズ様とのゴールイン時のお写真を1枚。
こんな調子で「愛しちゃったのよ」されちゃあねえ、のリズ様&バートン様を2枚。