再掲・夜なき夜124・フィオナ・キャンベル=ウォルター様 | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
B面ブログ「扉・鎧戸・宵の口」も始めました。

2015年4月21日記事

 

 

 

 

 

 

いついかなる時も、背骨は真っすぐって感じ?

お歳を召されてからのお化粧がとっても綺麗。

ファンデーションの使い方、教えて頂きたい!

 

こういう人ってどういう人?そして納得


 

1953年撮影という、このファッション写真の美しさが目に入りました。

fiona canbell-walter(フィオナ・キャンベル-ウォルター)様、

1932年6月25日~、現在82歳(2015年当時、現在91歳)。

VOGUE、Tatler、ELLE等で括約された、今でいう、スーパーモデルの走りでらっしゃる。

走りって言ったって、「スーパーモデル?ふっ、何それ?」な別の頂におられるような? 




 

そりゃ、Cecil Beaton(セシル・ビートン)様を始めとする著名カメラマンの、  

ミューズになられることと思いますっていうか、ミューズじゃないと許されない?




 

今月あたり、ちょうどBlu-rayなどが発売になった「イヴ・サンローラン」で、

ショーの衣装が、財団から貸し出され、使用された「本物」というのは、話題となりましたが、

当時のモデルさんの細さが半端なく、モデルを探すのが大変だったとの事。

何とか着せても、脱がすのんに、大騒動になったそうで、フィオナ様のお姿を拝見していると、

百聞は一見に如かずという感じですね。






 

DiorやBalenciagaのミューズ。彼女の名前を知らない人でも、どこかで写真を、

見たことはあるだろうと書いてあるのを読みましたが、確かに。 






 

 

 

 

 

にしても、今回、始めの写真が気になって、調べるまで、この方を存じあげなかった不思議。

これまで調べて来た数名の方々の所で、既に出会っていそうなものなのですが。 





 

 

1956年、という事は24歳くらい?で、美術品収集家として有名な、欧州指折りの大富豪、

Hans Heinrich Thyssen-Bornemisza(ハンス・ハインリヒ・ティッセン=ボルネミッサ)

男爵とご結婚。







 

 

男爵夫人生活の一端。はあ~、元々 ↓ のようなお仕事をされていらしたわけで、

それを、実用される生活に移られたんですね。





 

 



 

 

1965年にご離婚。この結婚、男爵にとっては、5回の内の3回目。

男女お一人づつのお子様を授かってらっしゃいます。ご結婚全体?では、三男一女。

「一女」の、フィオナ様とのお嬢さまは、旧オーストリア皇帝家家長とご結婚。

ハプスブルグ家入り。この方だけで、3人のお子様がいらっしゃるから、

欧羅巴の貴族階級って、一度入ると、ぱあっと広がる? 




 

 

こんな感じの奥様とご離婚の後って、どんな方とご再婚されるのかな~と思ったら、

男爵、5回のうち、3回はモデルさんか、元モデルさんとご結婚されてました。 

徹底した、美術収集家ぶり???男爵ご自身も美丈夫でらしたようで、興味がわきましたわ。



 

で、フィオナ様と男爵のご離婚の理由というのが、これ、フィオナ様のご意向。

フィオナ様40歳。16歳差、24歳の男性とご結婚される為のご離婚。

↓ お相手の若かりし?頃のお写真。なかなか美少年。 


 

Aristotle Socrates Onassis(アリストテレス・ソクラテス・オナシス)様、当時、

Jacqueline Lee Bouvier Kennedy Onassis(ジャクリーン・リー・ブーヴィエ・ケネディ・オナシス)

・・・夫人と、既にご結婚されてらした。 

その前のご結婚での、目の中に入れても痛くない一人息子Alexande(アレクサンダー)様、

このお方がお相手。自分の事は棚に上げて、オナシス・パパは猛反対されたそうですが、

まあねえ、あなたに言われたくはない・・・かもしれない?反対を乗り越えてご結婚。

あの姑に負けそうもない、珍しい嫁ではあります。


 

しかし、ジャッキー様の邪気は、ケネディ家の呪いより怖い。

1973年、結婚成立直後、飛行機事故で新郎は還らぬ人に。 

世は儚い・・・ものではありませんでした。フィオナ様のエネルギー・・・



 

上のお写真で2000年撮影。姑のジャッキー様を越えて、ご健在。

ジャッキー様の呪いを跳ね返すほどの強者がいらして、よろしゅうございました。