Satchmo サッチモ!!!
ルイ・アームストロング様。
1901年8月4日~1971年7月6日
「ジャズ・ミュージシャン」でらっしゃるんですが、
この方の声と音楽は、ジャンルなんてないような。
あるとしたら「Satchmo(サッチモ)」とうジャンル?
お祭りで浮かれ過ぎて、少年院に入る羽目になったのが、
音楽を始めるきっかけと言うのが、らしい!
早くから認められつつも、まだまだ人種差別は「公的」だった時代。
それでも、サッチモ在る場所は、光があふれる。
1956年、チャールズ・ウォルターズ監督作品「上流社会」
グレース・ケリー様の引退作品。
こちらには結婚式のバンドマン役でご出演もされてらして、
撮影スナップでは、休憩中に演奏されてらっしゃるお姿も。
豪華でした。今回は発見出来ず、残念。
こちらはビング・クロスビー様とのショット。
ジェームズ・スチュアート様と。
ビリー・ホリデー様と。
1968年、この素晴らしき世界(What a Wonderful World)
作詞 G・ダグラス(音楽プロデューサーのボブ・シールのペンネーム)
作曲 ジョージ・デヴィッド・ワイス。
ベトナム戦争への嘆きから、平和な世界を夢見て書かれた曲。
私には緑の木々が見える、
赤い薔薇の花々も
私と君のために咲いている。
そしてひとり思う。
なんて素晴らしい世界だと。
私には青い空が見える、白い雲も。
輝き祝福された日、闇の中の神聖な夜。
そしてひとり思う。
なんて素晴らしい世界だと。
虹の色彩、空にあって何と可愛らしい。
行き交う人々の、その顔にもあって、
私には友人たちが握手しているのが見える。
「ごきげんいかが?」って言ってるよ。
彼らは本当は言ってるんだ、
「愛しています」って。
私は赤ちゃんたちの泣き声が聞こえる。
彼らの成長を見守ろう。
彼らはより多くを学ぶだろう、
私が知るだろうことよりも。
そしてひとり思う。
なんて素晴らしい世界だと。
サッチモ様の歌声のように、笑顔のように、
世界が素晴らしきものになる日が来ますように。
嘆きを嘆きで増殖させるより、
笑顔で、幸せに変えて行く力というものが、
存在するのではないかと、貴方の声を聴くと思います。