再掲・第六十九夜・ミラ・ソルヴィーノ様 | 時は止まる君は美しい

時は止まる君は美しい

巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
B面ブログ「扉・鎧戸・宵の口」も始めました。

2012年4月20日記事

 

美しく年齢を重ねられてらっしゃるようです。

 

 

やはり知性と人格かな?

 

1995年、ウッディ・アレン監督作品『誘惑のアフロディーテ』

アカデミー助演女優賞受賞。


 

ハーヴァード大学の東アジア学科卒の才女にして、

中国語・フランス語にもたけている。

 

確かに「履歴書」認識は間違っていなかった。


 

で、最近、某猫パパさまとお話ししてて、

「女の人で、ミラ・ソルヴィーノが好きって珍しいですね、

セクシーだから、嫌いな女性が多いのに」

というお言葉に、目からうろこ。




 

そ・・・そうだったんだ!!!ミラさまっ!!!

知らなかった、「セクシー」のカテゴリーだったんだ!


 

1996年、ティム・ファイウェル監督作品

『ノーマ・ジーンとマリリン』でも・・・そうでした、

マリリンの方の配役でらっしゃいました!!!

時は止まる君は美しい

 

確かに、こうして見直すと、チャーミングでセクシー。

ほっぺたの線が独特で、雰囲気出してる気がします。

 







 

だいたい、私自身、自分にないものを求めるのか、

女優さんは、セクシーで女っぽさがある人が好き。

(ヒラリー・スワンク様とかいうようなタイプの場合だと、

「いいから、色気がないのは自分だけで」とか思ってしまう。

ごめんなさい、大それたこと言って、スワンク様。)

 

しかし、実は、私の中では「カルト女優さま」だったのです。

ミラ・ソルヴィーノ様。限定1997年・1998年のキャリアで。




 

1997年、ギレルモ・デル・トロ監督作品『ミミック』

これが、未だ、ミラさまのぶっ飛びNO1なんです。

語感もいいな『ミミック』




 

↑ このポスターというか、但し書きもなかなかいいですねえ。

「実際の商品イメージ」ってどんなもんなんでしょう?





 

「アカデミー助演女優賞・受賞」後の「ミミック」ご出演。

いかしてる。某猫ママ友達には「やめて~」と言われた、

私の「商品イメージ」説明の一本。昆虫嫌いの方には鬼門。



 


 

才女にふさわしく、昆虫学博士のスーザン役。

子供を死に追いやる疫病を媒体さうるゴキブ*の、

天敵となる生命体を創りだします。一定期間で絶命する筈の。

しかし、彼らは、生き延び、進化し・・・

そして、「遺伝子が泣き叫ぶ」状態突入。  


 

頭がいいだけじゃなく、ちゃんと戦います。ミラ様。





めっちゃ、よくあるシュチエーション?でも、面白いし、

ジャンカルロ・ジャンニーニ様やF・マーリー・エイブラハム様が、

さりげに出てらっしゃるあたりも、お墨付きカルト印っぽい? 


 

初めに、疫病の媒体対策を相談に来たイケメンと、

ラブラブになってらっしゃるあたり、さすが、ミラ様。

 




 

え~っと、別に、この手の映画好きではありません、私。念の為。

でも、地下鉄プラットフォーム・シーンはスタイリッシュで、

スピーディーでミラ様、雄々しく、そして美しい逸品でした。


 

 

そして、1998年、アントワーン・フークア監督作品

『リプレイスメント・キラー』

チョウ・ユンファ様、ハリウッドご進出、第一弾。


 

ジョン・ウー監督作品でないあたりが、また、「カルト的」?


 

 

いきなりから、ユンファ様節全開の映画の中、

ちゃんと「銃撃戦」もされてたした、ミラさま。

そういえば、ジョン・ウー監督の心酔者、

クェンティン・タランティーノ監督とお付き合いもされてましたね。

時は止まる君は美しい

 

同年、ポール・オースター脚本、監督作品

『ルル・オン・ザ・ブリッジ』

 

 

ルイーズ・ブルックス様のハリウッドからドイツに渡っての作品、

「パンドラの箱」(1929年)のリメイク作品に主演するヒロイン、

ルル役で、相手役がハーヴェイ・カイテル様、

共演にジーナ・ガーション様にウィレム・デフォー様って・・・

やっぱりカルト系っぽい???  


 



 

ハーヴェイ・カイテル様vs.ウィレム・デフォー様、見せ場。
カイテル様、最近どうされてらっしゃるのかな?

デフォー様も、エキセントリックなお芝居が定例化する、

ぎりぎり前って頃?狂気が楽しい、美味しい役。


 

2002年作品「微笑みに出逢う街角」
ソフィア・ローレン様の息子である監督の作品。  


 

こんな風に撮り、撮られる親子っていいな。




2004年にご結婚されて、お作が減ってらっしゃいますが、

2005年、クリスチャン・デュゲイ監督作品『ヒューマン・トラフィック』

社会派テレビドラマでは、共演がドナルド・サザーランド様。

やっぱり、彼氏の影響じゃない。ミラさま、根っからカルト?


 

 

息子、父そっくり。強烈な遺伝子、ドナルド様。大好きです。

 


 

2007年、テリー・ジョージ監督作品『帰らない日々』

ホアキン・フェニックス様、ジェニファー・コネリー様とご共演。

上等、って言うか、カルト軍団です、もはや。


  「ふふっ」byミラさま?

 

ちなみに旦那様は、ミラ様が行かれたレストランで、

ウェイターをされてた、14歳年下の俳優さんだとか。 

素晴らしい、ミラさま。さすが(何が?)。  





旦那様、クリストファー・バッカス様というお名前。

お写真を拝見していると、だんだん、ジョニデ化しているような?

勘違いおしゃれ、行き過ぎないで下さいね。


 

そして、実子を4人!パワフル。

男の子お二人に、女の子お二人。

 

 







 

 

 

セクシーでいて、カルトな「星」として、佳作でも(そこがまたいい)、

地道なご出演、お待ちしております。と言っても、

「グレート・ギャツビー」のディジー役をテレビ映画でされたたり、

王道も押さえておられるご様子。

 


時は止まる君は美しい

 

かっちょええ。