女子は中学受験がおすすめな理由、そうでもない理由 は本当か | 成績…中堅中高一貫校の平均以下。ちゃんとやる、が面倒、こだわり強め中3女子、ややこ。青山学院大学目指します!!

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2022年長女、大学入学。2021年に下の娘が中学受験終了。癇癪持ちのややこしややこも中学3年生になりました。3年後、憧れの青山学院大学受験までの様子を綴ります!

かなり私見で長々と書いてます。偏った見方かもしれませんが、ご容赦ください。




林修先生が、受験は





東京の女子の受験は、高校からより、中学からの方がいい、高校からは選択肢が狭まる。


と以前、テレビで話された、というのは知っていました。



それに対して、絶対にそんなことはない



という反論記事が出ていました。


林先生が、高校募集を辞めた女子校が多いと言ったことに対し、逆に辞めたとこより高校入試を始めた女子校の方が多いと。



また、このジェンダーレスな時代に、「女子は」と受験を性差で語るのはナンセンス


みたいな意見もありました。


これについては、ジェンダーレスだから、って男女全員女子校に行けるわけじゃないんから、なんでもジェンダーレスで括れる話じゃないと思うんですけどね。



さて、女子は、中学から私立がいいのかどうなのか問題。



経済的に心配のないことが、前提ですが、もともと女子校志望の子が、高校から女子校に入りたいとします。その時点ですでに選べない高校(完全中高一貫)は、相当数ありますよね。もちろん成績次第だから、中学から受けたとて、全ての学校が守備範囲になるわけではない。ややこは、偏差値表の真ん中から上半分は手が届かず、選べなかった。それでも受けた学校は一つ(大学附属共学校)以外、完全中高一貫校。高校からは入れません。


だから女子校に入りたいなら断然、中学からの方が選択肢があるよね。


そこは林先生説、絶対、間違ってないと思う。



ただ、うちの方(都心に通える範囲の郊外生活者)の話をすると、中学は公立に進学する人が多数です。うちなんかよりお金があるお家も当然多いですが、公立派多数。別に、公立崇拝地域でもないけど、地元中学も全く荒れていないしむしろ優秀。



通ってた保育園の同級生は、偶然、私立中学進学勢が多く、24人中8人と3分の1でした。でも、一般的には小学校だと40人クラスに3人ほど。の地域です。


中学公立で、高校も公立志望、私立高校は滑り止め1校。抑えで受けるけど、出来れば行かせたくない、高校から私立行くなら附属がいいよね、というのがスタンダードな地域。


で、中学が共学なら高校も共学志望者が少なくないだろうから、別に女子進学校の募集が減ってても問題はなかろう。


女子は中学からが範囲が広くていいと言われても、いやいや、そんな範囲広くなくて大丈夫なんよ、という感じなのでは。


だから、どっちが正解なんてないんですよ。立場によりけりだから。高校入試する人には、女子校の数が少なくて選べない!なんて心配はあまりいらないんじゃないかと思います。



どんな未来を選ぶ予定かだけ、あらかた考えてあり、その考え方により、中学受験したいならすればいいし、したくなきゃしなきゃいい。



私立小学校組からしたら、公立小学校を選択なんて間違いなんだろうし、けど、公立小学校組からしたら、それが正解!みたいなもんで。価値観と環境次第でどちらも正解。



正直、女子校の良さを知ってる立場からしても、我が子が公立中学に行っていたなら、併設型中高一貫女子校に、高校から是非入学を!とは思いにくいかな。



雰囲気の良い、高入生ウェルカム!!な、併設型中高一貫高も知ってはいます(そこは共学だけど)。よく調べてそういうところなら行かせたいと思うけど、もうある程度人間関係ができた中に入る苦労はそれなりにあるだろう、と想像しちゃうから出来れば避けたい人多いはず。それに恋多き年頃となれば、共学がいい子多いだろうし。で、さらに出来れば中学のない。


話戻して。

1番、この話が必要なのは、中学受験で、うまく行かなかったり、納得いかなくて高校リベンジを考える層だけなんじゃ?


と思います。


受かってる一貫女子校があるのに、そこには行きたくない、よし!高校リベンジする!!って子たちは、林先生の話を聞いてしっかり考える必要があるとは思う。


受けられる女子校はかなり減ります。

中学受験に比べたら、学校を選べなくなるのは事実です。

中学受験と同じ感覚でいたら、数の少なさに驚くでしょうね。



うちは、当初、当たり前に地元公立に行く予定でした。そんなお金に余裕あるわけじゃないし。私自身、東京郊外出身で、駅前に日能研はあったけど、私立中学なんてあまり馴染みがない。


我が子が小学校の時、たまたま幼馴染が日能研に行くっていうから、ついでに、と日能研の説明会を聞きに行きました。お試しだったはずなのに、そこで、私立中学の話、公立中高との違い、進学実績の差を知り、そんなに違うものなの!?と目に鱗で。



その上、見学にたくさん行き、女子教育の良さに気づいたから、たくさん女子校のある中学から入っておきたかった。中学受験の良さ、女子校の良さを知る我が家は、やはり林先生論支持者です。


だから、冒頭の林先生の


東京の女子は高校からより、中学からの方がいい、高校からは選択肢が狭まる。



説を私なりに味付けするなら



東京の女子校に行きたい女子は、中学から受験した方ががいい。高校からの女子校選択は相当数が減る。


になるかな、と思います。




あとは、これ、林先生が高学歴な方ゆえでもあるんじゃないかと。


それこそ東大に早慶にとガンガン入れる女子校で高校入試やってるとこほとんどないですよね。


林先生も、高校受験を辞めた学校の例に豊島岡をあげています。


で、男子はまだ高校からも入れる手立てがある


とおっしゃっている。



というのは、男子校はもともと少ない割に開成や桐朋、城北など偏差値高い、中学受験でも名門私立校の高校入試が女子よりはまだ多少ある。


という意味も含んでいると思います。


林先生が、塾で相手にしていた受験生の層は、大概がこのレベル以上にある子たち。


日能研、2月1日偏差値55まで高校受験ある女子校、0です。


反論してる人がいくら


ほら、女子も◯◯、△△は高校から入れます!あと、⬜︎⬜︎も高校受験始めましたよ!大丈夫、高校からも十分入れますよ!


って校名並べても、まあ、そうなんだけど…ね…って感じになりはする、かも…。それなりに塾中心で、中学受験に力も熱も入れて勉強してる子たちの入りたい学校とは乖離がありますよね。




中学受験時に、偏差値65の子がそのままの学力で高校受験するとしたら、入れる高校の偏差値は65ではありません。


逆を言えば、偏差値55の高校の併設の中学の偏差値は55ではありません。



ということなのでは?


長々と私見を失礼しました。