的を得るなんて簡単なこと、だ | イルカちゃん☆星服髪/お散歩ラバー

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お散歩、食べ歩きスキー。
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好きなジャンルから解釈するのがスキー。
服は無条件にスキー。







的が見える。



ここを射抜けばいけるが見える。








一番生きてるって感じるのは、


射抜けそうで射抜けない、
射抜けるのか、外すのか、

何処で狙えば精度が上がるのか、


走りながら考えること。











どちらにしろ、

外すなんてあり得ないことだ。










外すことは、あり得ないことだ。














集中していて、
気づけば一週間、数カ月、半年間、
同じ的を狙っていることもある。








でも、本当は特に欲しい訳じゃない。









ただ、ゲームに放り込まれるだけだ。

いや、与えられたゲームに真剣に取り組むだけだ。









だから、的を見事射抜いたことを、

褒められてもなんの感慨もない、喜びもない。









ありがたいことです。

みなさんのお陰です。











わたしを

ゲームに放り込んでくれた

みなさんのお陰です。




ゲームに入れて

放置してくれたお陰です。











でも、たまに投げ出したくなります。

だって、その的もあの的も別に欲しくもないもんね。
















的が見えない時もある。

的以外を考えられない時もある。



寝ても、覚めても、いや、夢の中でも、

ずっと、どうすれば射抜けるのかを

考えていることがある。








数年かかることもある。








粘って粘って様子を伺う

根気よく数ヶ月繰り返すと

薄ら的が見えてくる。






目を凝らすと、また、立ち消える。







また、じっくりじっくり、見ていると、

薄ら見える瞬間がある。







立ち消えて、見えて、その繰り返しで、

いつしか、感じるようになる。








ココに的があるぞ。








そうなれば、射抜くだけだ。







射抜けば、また、終わる。

周囲も流れ、わたしも忘れるだけだ。











また、ゲームに放り込まれる。

入れられると集中してしまうのだ。










本当はどうでもいいのだが、

周りの顔が見えているから。








だって、わたしは、ウマイから。










わたしが、射抜く方が、

上手で

早くて

みんな、助かるでしょう?



















薄らと気付いている。


それが、彼らから奪うことになることを。










自ら考える力を。

奮い立たせる力を。









もう、辞めようか、

出来るからといって、的を狙うことは。









もう、辞めようか、

欲しくもないモノを狙うのは。










もう、辞めようか。












「ありがとう。かっこよかったです。もう大丈夫だ よ。緊張を解きましょう。心と身体を緩めて生きて生きましょう。」















おつかれさまでした