気になる新譜 | 晴れ時々ジャズ

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日々の雑感とともに、フランスを中心に最新の欧州ジャズについて書いています。

2枚ともメンバーが強豪揃い。こいつぁー気になるなあ。

Julien Lourauの新譜は、フューチャー・ジャズ(とかニュージャズ?)などのやんちゃは止めて、けっこう繊細で大人なジャズになってる模様。Burt BacharachのA House Is Not A Home以外は、全てJulien Lourauのオリジナル曲のようです。

■Julien Lourau / Quartet Saigon (naive NJ620111)
Julien Lourau (ts, ss)
Laurent Coq (p)
Thomas Bramerie (b)
Otis Brown III (ds)

コチラ↓でたっぷりと試聴が可能。ジャケットの横にある三角印をクリックすると演奏開始。
http://www.naive.fr/#/work/quartet-saigon

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ここ数年でめきめきと頭角を現し、今やフランスのジャズシーンに欠かせない存在となったベーシストDiego Imbertの初リーダー作がリリースされました。ピアノ抜きの単音楽器のみの編成というのもいい。
Such Productionは個人的に注目しているレーベルなのですが、早く日本でも手に入るようになってほしいです。

■Diego Imbert Quartet / A l'ombre du saule pleureur (Such Production / Harmonia Mundi)
David El-Malek (ts)
Alex Tassel (flh)
Diego Imbert (b, comp)
Franck Agulhon (ds)
Vincent Artaud (cond)
http://www.citizenjazz.com/article3462986.html

試聴はコチラ↓で可能。Ecouter tout l'albumをクリックすると連続演奏します。
http://telecharger-musique.fnac.com/fm5334463/Diego-Imbert-Quartet-A-l-ombre-du-saule-pleureur?PID=81067



*どうでもいいオマケ
息子その1が住む大阪へ行ってきました。たまには夫の趣味にも付き合わないといけないので(笑)、大阪市立美術館で「特別展 道教の美術 TAOISM ART」を鑑賞してきました。
美術館を出てなんとなくぶらぶらと歩いていたら通天閣の足元まで来てしまったのですぐ近くの澤野工房を尋ねたのですが、シャッターが下りていて臨時休業の貼紙が。実は澤野工房を尋ねたのはこれが二度目で、前に初めて尋ねたときも閉まっていたんです。澤野工房とはよほど縁が無いっていうことなのか。二度あることは三度あるっていう諺もあることですし、私たち、いつになったらお店の中に入れるのやら(笑)
帰宅してから澤野工房のウェブサイトを見ると「ハイエンドショウ トウキョウ2009」に出店ということで休業のインフォメーションが出ていました。近頃は澤野工房のCDを全く買っておらずウェブページを見ることもありませんでしたからね~。
ということで、澤野工房の写真はまた今度ね。