廃盤のため現在では入手が非常に難しいアルバムであっても、iTunesで音だけなら購入が可能な場合もあるんですね。
STEPHANE GUILLAUMEの初リーダー作MIAGEは、1998年にリリースされたアルバムで現在は入手不可能なのですっかり諦めていたのですが、まさかiTunesで販売していたとは。
わーい♪と喜んだアーティチョーク、さっそく物は試しとアルバムをまるごと1枚購入してみました。
私は手持ちのCDを全て320kbpsで取り込んでいますが、今回購入してダウンロードされたデータのビットレートは256kbpsでした。が、iTunesで購入したアルバムにはクレジットがないのですね。プロパティを開いて分かるのはリリース年だけ。作曲者、メンバーとその担当楽器、録音年月日、レコーディングスタジオ、なあ~んにも分かりません。これで1,500円とは、少々お粗末ではないでしょうか、Appleさん。ならば自分で調べるしかないと検索してみますと、分かったのはレーベルがPygmalion Recordsで、レコーディングスタジオがDHS Studioで、メンバーにPAUL-CHRISTIAN STAICUがいるということだけでした。
さて、今、実際に聴きながらこれを書いていますが、STEPHANE GUILLAUMEの担当楽器のみオーヴァーダビングされた曲があるのは、その後のアルバムにも共通しています。で、意外や意外、ブルージーでミディアムテンポの4ビート曲があったりして。全曲オリジナルかなとさらに聴き進んでいきますと、MILES DAVIS作曲のMILESTONESに雰囲気そっくりなMY LAST TONESという駄洒落みたいなタイトル(笑)のついたアップテンポな4ビート曲や、JHON COLTRANE作曲のBLUE TRAINそのまんまのテーマが出てくるBLUE TRANEというタイトルの曲(単純な4ビートにはなっていない)があったりします。
STEPHANE GUILLAUMEの強烈な個性とオリジナリティがさほど発揮されておらず、まだ方向性を探っている段階なのかなと感じますが、演奏はなかなかよろしい。
音を聴いて情報を整理してみると、クレジットはこうなりました。
1) ■STEPHANE GUILLAUME / MIAGE (Pygmalion Records 1998)
STEPHANE GUILLAUME (ts, ss, bcl, fl)
PAUL-CHRISTIAN STAICU (p, Fender Rhodes)
???? (tp)
???? (b)
???? (ds)
DHS Studioにて録音
ここで結論。やはり私としては、CDやLPのように実際に手にとってジャケットデザインを眺めたりクレジットを確認出来るパッケージがないと物足りません。今後、iTunesでのアルバム購入はよく考えてからにしよっと。
STEPHANE GUILLAUMEの初リーダー作MIAGEは、1998年にリリースされたアルバムで現在は入手不可能なのですっかり諦めていたのですが、まさかiTunesで販売していたとは。
わーい♪と喜んだアーティチョーク、さっそく物は試しとアルバムをまるごと1枚購入してみました。
私は手持ちのCDを全て320kbpsで取り込んでいますが、今回購入してダウンロードされたデータのビットレートは256kbpsでした。が、iTunesで購入したアルバムにはクレジットがないのですね。プロパティを開いて分かるのはリリース年だけ。作曲者、メンバーとその担当楽器、録音年月日、レコーディングスタジオ、なあ~んにも分かりません。これで1,500円とは、少々お粗末ではないでしょうか、Appleさん。ならば自分で調べるしかないと検索してみますと、分かったのはレーベルがPygmalion Recordsで、レコーディングスタジオがDHS Studioで、メンバーにPAUL-CHRISTIAN STAICUがいるということだけでした。
さて、今、実際に聴きながらこれを書いていますが、STEPHANE GUILLAUMEの担当楽器のみオーヴァーダビングされた曲があるのは、その後のアルバムにも共通しています。で、意外や意外、ブルージーでミディアムテンポの4ビート曲があったりして。全曲オリジナルかなとさらに聴き進んでいきますと、MILES DAVIS作曲のMILESTONESに雰囲気そっくりなMY LAST TONESという駄洒落みたいなタイトル(笑)のついたアップテンポな4ビート曲や、JHON COLTRANE作曲のBLUE TRAINそのまんまのテーマが出てくるBLUE TRANEというタイトルの曲(単純な4ビートにはなっていない)があったりします。
STEPHANE GUILLAUMEの強烈な個性とオリジナリティがさほど発揮されておらず、まだ方向性を探っている段階なのかなと感じますが、演奏はなかなかよろしい。
音を聴いて情報を整理してみると、クレジットはこうなりました。
1) ■STEPHANE GUILLAUME / MIAGE (Pygmalion Records 1998)
STEPHANE GUILLAUME (ts, ss, bcl, fl)
PAUL-CHRISTIAN STAICU (p, Fender Rhodes)
???? (tp)
???? (b)
???? (ds)
DHS Studioにて録音
ここで結論。やはり私としては、CDやLPのように実際に手にとってジャケットデザインを眺めたりクレジットを確認出来るパッケージがないと物足りません。今後、iTunesでのアルバム購入はよく考えてからにしよっと。
とか言いながら、実はさらに2枚のアルバムを購入してしまった(笑) 2枚とも内容はとてもよろしい。ANDRE CECCARELLIのドラムソロもたっぷり聴ける♪ ちょっと蛇足になりますが、2) のTHIERRY ELIEZは、もっともっと表に出て活躍してほしいジャズミュージシャンなのですがね。きっとどこかの音楽学校で、将来の凄腕ピアニストやらキーボード奏者やらを養成してるんでしょうけど。これほど腕の立つピアニスト兼キーボード奏者(ヴォーカルもなかなか)なのに、ほんと、もったいないことですわ。あら、THIERRYさんたら、3) の7曲目でも多重録音コーラスで歌ってたのね。
2) ■CECCARELLI TRIO / HAT SNATCHER (Polygram 1992)
ANDRE CECCARELLI (ds)
JEAN-MARC JAFET (el-b)
THIERRY ELIEZ (vo, p, org, syn)
guest
DIDIER LOCKWOOD (vn)
JEAN-PAUL CECCARELLI (?)
3) ■INIT / ST (Polygram 1993)
ANDRE CECCARELLI (ds)
NGUYEN LE (el-g)
FRANCOIS MOUTIN (b, el-b)
guest
BOB BERG (ts)
ただ、上記のふたつに関しては、ビットレートが128kbpsだったのですが、何でアルバムによってビットレートに差があるのかなあ。イヤフォンですと音質の差はほとんど分かりませんが、外付けのスピーカーですと音質に差が出るのではないでしょうか。外付けのスピーカー使っていないのでなんとも言えませんけれど。
*ちょっと役に立つオマケ
私がiPodを使い初めて3日ほどたった頃、最初は綺麗に聴こえていたはずなのに、ピアノの特定の音域だけがひどく歪んで聴こえたことがありました。音源は特に録音が優秀なCDでしたしiPodを雑に取り扱った覚えもなかったので、何で音が歪むのか納得がいかず、こんなひどい音聴くぐらいならiPodなんて買うんじゃなかったと一瞬後悔したのですが、翌日ふと思いついてイコライザをオフにしてみると、ピアノの音は元通りの綺麗な音になりました。原因は、使い始めの頃にいろいろ試していてイコライザの設定をJAZZにしていたからです。
iPodで聴くと音が歪むとお嘆きの、しっとり系ピアノトリオがお気に入りのそこのアナタ、イコライザの設定はオフにしておきましょうね。
*どうでもいいオマケ
アーティチョークは地図を見るのが好き。旅行の前に地図眺めながら目的地までの道のりをシミュレーション(妄想も入ってるかも?)しているときの楽しさは格別です。「地図見てそこへ行った気分になれたんやったら、わざわざ旅行せんでもええんとちゃう?」と、言われたりします(笑)
最近こんな本を買いました。和訳のまどろっこしい部分もあるけれど、面白いです。