『JAZZ magazine』2007年5月号No.581 | 晴れ時々ジャズ

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日々の雑感とともに、フランスを中心に最新の欧州ジャズについて書いています。

『JAZZ magazine』が届きました。5月号の表紙を飾るのはARCHIE SHEPPです。本誌には、20ページにわたってARCHIE SHEPPの特集が組まれています。

  『JAZZ magazine』5月号と付録のプロモーション用CD

私、ARCHIE SHEPPの名前は知っていますが、演奏は聴いたことがないかもしれません(^_^;)(←こんなんばっかりですが)
ちょうどいま、付録のプロモーション用CDを聴きながらこれを書いているのですが、2007年録音のTHE REVERSEという曲(exclusif !って書いてありますが、非売品という意味?)が1曲目に入っておりまして、ARCHIEさん、ブルースフィーリングたっぷりに渋~く歌っております。いやぁ、なかなか楽しいですなあ。

んで、2曲目はファンキーでソウルフルなATTICA BLUES(1972年録音)。女性リードヴォーカルとバックコーラスが掛け合いしながらダイナマイト!ってな感じでパワフルに歌いまくっていて凄いんです。が...完全にリズムに乗り遅れてるトロンボーンソロで椅子からズリ落ちそうになりました(笑)

3曲目は、いかにも時代を感じさせるブーガルー(?)ふうのMAMA TOO TIGHT(1966年録音)。当時、アメリカの若者たちはこういう曲で踊っていたんでしょうねー。
ARCHIE SHEPPは、2005年にもピアノのSIEGFRIED KESSLERとデュオアルバムを出したりなんかして現在もバリバリと活躍中。70歳の誕生日を迎える5月27日を前に、新譜「GEMINI」(米仏混合ミュージシャンによる新録と旧録からなる2CDらしい)がリリースされるそうです。