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☆子育て心理学協会
インストラクター/カウンセラー
川石夏実（かわいしなつみ）です
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前日、学校で少し頑張ったから
精神バランスが崩れたのか…
低気圧とか季候が関係しているのか…
理由はわからないが
確実にひどいパニックになっていた。
なんとか車に乗せて帰宅できたが
「5回目の電話でママが出なかったら、
もうホームに飛び込んで死のうと思った」
らしい。
ごめんね。よりによって気づかなくて。
夜、仕事から帰宅すると
娘が家にいなかった。
電話すると、
お友達と楽しそうに笑う娘の声。
「今、池袋に○○といる」
「わかった。気を付けてね」
固定電話がないので、
スマホの着信音はなるべくONにしている。
なのに、その日に限ってOFFのまま。
Instagramからのメッセージ
4件の着信。
全く気付かなかた。
ふとテーブルを観たらスマホが光っている
娘からの着信だった。
「ママ、電車に乗れない…」
泣きながら話す娘。
先ほどまで楽しそうだったのに
何があったのだろう…
「何もないけど、動悸がひどくて、
薬も効かないから、怖くて乗れない。
タクシーで帰ろうかとも思ったけど
それもできない。」
「ママが車で行ったら乗れる？」
「無理かも…それに
ママが来るまで1人で待てない」
はて…どうするか。
でも、とにかく引き取らないと。
父に電車で行ってもらい
私は引きこもり次男と車で向かった。
長男は塾に行っていたし、
運転中の連絡役を次男に頼んでみた。
｢一緒に行ってくれない？｣
次男は次男で
｢電車じゃムリ！｣とパニックになり、
「車なら大丈夫」と連絡役を引き受けてくれた。
無事みんなで合流できたが
娘はなかなか車に乗れなかった。
どうしたら
娘が娘らしく過ごせるのだろう。
毎日毎日、そう思ってしまうが
娘は娘なりにギリギリのところで
頑張っているから、見守るしかない。
学校へは行っても
「ハイダメージすぎて、無理、死にたい」
とばかり言っている。
辞めてもいい
続けてもいい
あなたの心が楽になればそれでいい。
頑張るあなたも尊重する。
でも、死にたくなるほど
頑張る必要はないんだよ。
いつか乗り越えられる
そう信じて。
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川石夏実