昨年11月に購入したRAYMARのNanaⅢ、購入時にInstagramにはアップしましたが、ブログでは未紹介でしたので、この度の履き下ろすタイミングで記事にすることに。


まずは履き下ろす前にプレメンテ

タピールレーダーオイルとサフィールクレムのエルメスレッドで保革と補色し、少しだけつま先を磨きました。


バーガンディのハッチグレインに外羽根7eylet

ダブルソールにスプリットウェルトで無骨さアップ

後ろ姿も素敵

表記が消えにくい小窓は嬉しい仕様

アウトソールはヒドゥンチャネルに縁焼き加工で半カラス

ハッチグレインのアップ!

7eyletはやっぱりいいよねえ

迫力満点!!

ここで少しNanaシリーズについて振り返っておきます

今回のがⅢということは、初代NanaやNanaⅡがあるわけでして


初代Nanaは2018年に開催された第5回REVOに提案したデザインが生産販売決定された思い入れのある靴。

因みにREVO とは、RAYMARさんが企画されている一般応募の靴デザインを人気投票し、選ばれたデザインを実際に生産販売するという靴好きには夢のような企画




初代Nana の革はAnnoneyのVocalou、ハンドソーンでレザーソール、アクセントにメダリオンがありました。

そしてNanaⅡは2021年にRAYMARの大石さんが初代を参考にカスタムされ、無骨な雰囲気に生まれ変わりました!

NanaⅡ の革はワインハイマー、メダリオンがなくなり、スプリットウェルト仕様のグッドイヤーウェルト製法、アウトソールはラバーです。

そして今回のNanaⅢは昨年行われた第10回REVOのハッチグレインを使用したサンプルとして登場し、その後製品化されました。
私も第10回REVOにはデザインを応募したものの見事落選しましたが、それよりもNanaⅢの製品化の嬉しさの方が勝っていたというのが正直なところです。
また、元々初代Nanaの応募時の革の色はバーガンディだったので、3代目にして希望がかないました。

室内での試着の様子
バーガンディのハッチグレインがこのデザインにめちゃくちゃ合ってませんか!?
履き下ろした当日は下ばかり向いて歩いてました。


Nana三兄弟、私の宝物です。