探索日 2015/09/21
草木ダム建設にともなう線路移設
切り替えは1973年6月
旧線の大半は草木湖に沈んでいる
草木駅は切り替えと同時に廃止になり現存しない
ダム建設現場をう回する仮線が存在したらしい
(記事を作成している際に知ったので探索時は未確認)
そこには仮設橋梁や仮設トンネルまであったという
たかが地方ローカル線に異例の厚遇
これは、当時の足尾線では貨物輸送が行われており、運行を止められない事情があったためやと思う
旅客だけなら代替バスで済むからな
神戸駅方新旧線分岐点
旧線は奥へ直進する
新線は5.242mの草木トンネルに入る
旧線はトンネル右の林の中へ進む
橋梁跡
橋跡から草木駅方面を見る
道路沿いの段差上が旧線跡
橋梁跡
ガーダーも乗っている
石積み橋台
道路沿いが廃線跡
むこうに琴平トンネルが見える
琴平トンネル神戸駅方口
坑口前から神戸駅方面を見る
路盤の一部は削られた
遊歩道化されているので一般人でも簡単にアクセスできる
開業は1912年(大正元年)
まだコンクリートは使われていない
琴平隧道草木駅方口
落石覆い
写真中央、側壁に銘板
竣工 1965年3月
ロックシェードの設置もこの時やと思う
散策道となって続く廃線跡
右は渡良瀬川
玉石練り積みの擁壁
沢入~草木間にも同じ構造の側壁があった
ロックシェード?
水路橋か?
ここにも玉石練り積みの擁壁
線路の跡はこのへんまで
この先の路盤はダム建設で消滅
むこうに白く見えているのが草木ダム堤体