探索日 2012/05/05

 

東海道本線名古屋駅と大府駅を結ぶ予定だった貨物線

1967年建設開始、1983年建設凍結とのこと

調査したのは別線線増された、西名古屋港線(現あおなみ線)との分岐点から笠寺駅までの区間

 

名古屋~名古屋貨物ターミナルは西名古屋港線と重複

笠寺~大府は東海道本線と並走

 

 

ぶった切られた高架橋

三線分ある


歩道は中部鋼板専用線の跡

 

奥の青いラインの入った高架はあおなみ線(旧西名古屋港線)

右奥で南方貨物線と合流する


 

中部鋼板敷地内に残る橋脚

 

高架橋がそのまんま残る

 



 

1977-2

あとはレールを敷くだけの段階まで建設は進んでいた

 
名古屋市道名古屋環状線と交差

道路真上の高架は撤去されている

 

環状線をまたいだ先で、ふたたび高架橋が始まる

 

現地の地図にも高架線が表記されている

中央を左右にのびるラインが南方貨物線

※この地図は南北逆

左の鉄道線は東海道本線貨物支線(名古屋港線)、右は西名古屋港線


旅客線化も検討されたようやけど、結局は未使用のまま放置され続ける

 

複線規格の近代的な高架橋

 
万里の長城のごとく、市街地をつらぬく高架橋

 

なんかの事務所として利用されている


中川運河を渡る

橋りょう部分は消えている

 

中川運河東詰の高架橋

 

廃線跡には名港海運新川物流センターが立地しており、高架は50メートルほどで途切れる

この先で名古屋港線への連絡線が右へ分岐

ただし、高架は完全に撤去されており、区画をななめに横切る用地を確認できるのみ

 

住宅地になった貨物線用地

奥へのびる道路と民家の並びの位置に高架があった



南十番町ショッピングプラザ建屋沿いが線路用地

また高架が現れる

手前の築堤は名古屋港線

 

 
名古屋港線との交差地点

名古屋港線は現役

 
他の交通機関との交差部分は優先的に撤去された

 

 

南郊公園の脇を通過する高架橋


 

名古屋高速4号線とぶつかるとこで高架は途切れる

右の高架橋が南方貨物線

名古屋高速は訪問時、建設中