筋トレを長年の趣味と言うかライフワークと言うか生活習慣としている私を不思議に思う人が大多数だろう。
そこで、何でそんなことするのかを主観的に考えてみた。
やっぱり根本的に楽しいからってのはあると思う。
で、何が楽しいかって言うと、まあトレーニング人生としては順風満帆でも無く、ゴリマッチョ遺伝子も格好良いフレームも持ち合わせていない私としては、誰かと比較して勝つことに意欲を持ったことも無いし、見た目に拘ったことも無い。
この辺は、多くのトレーニーと違うんじゃないかなと思うところだ。
高校時代部活もやっていなかったので、何かやってみようって始めた感じだったので、まあ、高校時代に運動部のやつより激弱みたいにならないでおこうって程度のスタートだったわけですが、そんな何となく筋トレでも運動部のやつに腕相撲で勝てたりとかの効果は出せたので、その辺は最初の楽しさだったのかもしれない。
でも、それこそ雑誌に出てくる人に比べれば激弱だったわけで、成書や雑誌に載っているやり方で全然そんな風にならないやんってのがスタートだった。
で、そこからが自分の肉体を使った実験が始まったわけですが、一朝一夕で今のトレーニングの良し悪しが分かるわけでもなく、いろんな情報から真理を見つけ出すという宝探しの探検のような作業も楽しかったのかもしれない。
で、徐々に明確になったが、それでも最近でも変な筋力低下を来したり怪我したりすることもあり、改善改善しながら更にレベルアップしていくという作業も自分なりに楽しい作業だ。
現実版RPGというか人生のレベルアップみたいなところが面白いのもあるかな。
で、結局より良いトレーニングを追求した結果、精神・心の使い方コントロールみたいなのも追求できたのも面白いですね。
みんな知らない、より全力を出せる心の使い方みたいなのを身に着けたのも面白いですね。
栄養の摂り方みたいなのも、そこそこ追求していくうちに、今の栄養学に多少詳しくなりましたが、結局そんなに重要じゃないことに気付いたのも面白いですね。
まあ、人生というゲームに於いて、通常皆さん20、30代をピークに衰える人生を送るわけですが、磯野波平と同い年になる年にも未だにレベルアップを楽しめるって、ゲームのRPGでレベルアップするより面白いでしょう。そりゃ。
HPやMPみたいに本当に数値で自分のレベルアップが分かるわけですから。
まあ、多くの人は歳やからしゃあないとか言いながらHP,MP下げまくって生きてるわけだから、それよりも楽しいよね。
ということで、基本楽しいんじゃないかな。
スポーツみたいな試合のゲームを楽しむってんじゃなくて、いくつになっても人生そのものでレベルアップするってゲームを楽しめるわけです。
相手がいて勝ち負けとか、タイムトライアルみたいにそのうち若造に負けたりしたりではなく、本当に筋力ってずっと上げられるんだなって今も実感できてますから。
どこまで行けるか、って人生ずっと楽しめそうです。