江戸幕府の方針だそうだが、改めておっさんになってよく考えると、凄い法律?だと思った。
喧嘩をふっかけた方もふっかけられた方も両方成敗するってことです。
要するに恨みの連鎖を断つために、恨んだ方恨まれた方両方を罰するってことですよね。
現代社会簡単に訴えるとか、記憶に無いことで訴えられるなんてこともあるでしょうけど、喧嘩両成敗的な法律があると早々訴えられないですよね。
自分が罰せられる覚悟を持って訴えないと、それほどのことじゃないと訴えられないってことでしょう。
ふっかけられた方も、今なら逃げるか受けるしかないでしょうし、裁判なら受けないと仕方がないし、それで喧嘩両成敗なんて言われたら恐ろしい。
忠臣蔵で赤穂浪士が全員切腹なんてのもそういうことみたいですね。
まあ、その前に浅野内匠頭が吉良上野介に斬り掛かったのを浅野内匠頭だけ切腹にして喧嘩両成敗にしなかったことが将軍綱吉の失敗だったようですが。
武の時代を終わらせようと、斬り掛かった方を罰したのが仇になったようですね。
この喧嘩両成敗が江戸の平和を保った一つかもしれないなとふと思いました。
現代に復活したらどうなるだろ?