現在の教育は高校から文系理系などと分類される。
そのためか、文系の学者は言葉に酔っている気がする。
様々な言語空間の幅を広げ、言語化で理解する。
他方、理系の学者は数理に酔っている。
数理的証明を繰り返し、より複雑なものも数値化し証明することが正しいと信じている。
しかし、私は思うのですが、その奥に厳然と存在する現実世界をそのまま理解するのも大切ですよと。
言語化、数値化すると、学者間の共通理解には役立つでしょうが、地位や権力や名誉やお金にはならないかもしれませんが、現実そのものを楽しみ追求することも大切だと思いますね。
目的無くただただ一つのことを追求する、無償の遊戯性を楽しむオタクが育つ、そして高次元に達したオタクは、理系学者や文系学者が数値化や言語化している更に高次の現実を理解していることも多々あると思うんですよね。
これが今の教育、理系文系学問の限界だと思うんですよね。