まず、筋トレから | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

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Killing Timeに日記を書き候

 
世の中の動けなくなった老人に筋トレと言うと、運動もできないのに筋トレなんて無理みたいに思っている人が多いことでしょう。
 
全く運動していない老人には、まず軽い運動からみたいな。
 
これって、筋トレはキツいみたいなイメージで語ってるだけで、筋トレが何か分かってない人の意見なんです。
 
筋トレ方法の定義と私がしているところは、高強度な運動習慣に適応させることですから、高強度はそうなんですが、自分の筋肉が最高強度を発揮できるのなんて10数秒ですから、しかもその老人の最高強度なんて、そりゃ私からしたら軽々なわけで、要するに10数秒私からしたら超軽い運動をして、その人の最高強度を目指すわけです。
これの何が無理なんでしょうか?
 
そもそも日常生活も困難なくらいの筋力しか無くて、軽い運動からって、何やろうとしてもできませんから。
 
そして、今時筋トレ道具も充実して、日常生活以下の強度に調節できますから、そこから始めるのに何の問題があるのでしょうか?
 
よく、自重トレーニングに拘っている人が、負荷をかけるなんて危険みないなことを言いますが、腕立て伏せするのと、1kgのダンベルベンチプレスとどっちがキツいと思いますか?ってことですよ。
負荷を調節してかけられる方が、安全に決まってるわけです。
 
分かってない指導者が無茶苦茶させたら、そりゃ何しても危険です。
 
なので、動けなくなった人には、まず軽い運動じゃなくて、正しい筋トレから始めるというのが動けるようになるためには重要ですね。