物事の本質 | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

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Killing Timeに日記を書き候

 

 

 

多くの人に感じるのは、物事の本質を見ず、上っ面のラベルだけ見て分かった気がしている人が多いなということだ。

 

疫病が流行っているとマスコミや政府が言うと、本当に周りの人が変な病気でバタバタ倒れているかってのが本質なわけだが、それを見ずに恐れたり、カルト宗教が吹き込むファンタジーを信じて多額のお金を払わされているのが問題なのに、宗教は怪しいと宗教が何かも考えずにディスったり、脱炭素が環境に良いとか言われたら、元素である炭素は核融合、核分裂でもしなければ無くならならないし人間も炭素でできているのに炭素はいけないとか言い出したり、そして、あの人は〇〇派だとか右だ左だとか本質を是々非々で見るのではなく、だからあの人はこういう人とかレッテルを貼ったりする。

 

ファーブル昆虫記のファーブルは、虫の研究で生きた虫の観察をし、死んだ虫を切り刻んで薬品を使って物質を調べている研究者を批判した。それは昆虫の研究じゃないと。

人間を診る医学も同様でなければならないと思う。

人間を人間レベルで観察し、健康を追求するのが本来の医学の本質だ。

切り刻んで細胞レベル物質レベルで人間、栄養、代謝などを語るのは、生きる人間の本質ではない。

 

そして、筋トレも何か重りを持って運動したら筋トレでしょとか、いつもより大きく動いたら筋トレでしょとか、本質を見ない。

その運動して本当に強く筋肉が付いた体になるのかっていう本質を無視して、あの専門家があのムキムキの選手が言ってるからこれが筋トレとか、自分で本質を見ようとせず、他人が作った上っ面のラベルだけ見て判断しようとする。

 

メディアリテラシーや情報リテラシーなどと言いながら、結局大勢が正しいみたいな判断しかできないような本質を見ない人が多い。

正しいのは世の中の本質を見極めることだ。