単純に考えられない人々 | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候

 

 

私が非常に変わったことをしていると思っている方がいますが、本当に当たり前のことをしているだけなんですよね。

 
仮に私が物凄い筋力低下を起こしたとしたら、何とかして筋力アップしたいと思うと思うんですよね。
その時に、現行のリハビリに通って回復すると思えないし、受けようとも思いません。
 
それは私が医師で難しい筋肉増強のメカニズムを理解してるからでも、エビデンス的に無効なのを知っているからで無くて、普通におかしいからです。
数学ができるようになりたい人に書道させるくらいのおかしいことをしていると思っているんです。
いやいや、書道がこうこう作用して数学ができるようになるかもしれないよとか、書道できる人が数学ができるエビデンスがあるんですとか、言われたって、私はおかしいと思うんです。
でも、こういう巧みな説明を医療従事者がするもんで、こんな簡単なことに騙される人が多いわけです。
普通に単純に考えれば、数学ができるようになりたければ、数学の勉強すれば良いわけです。
 
別に病気や怪我で筋力低下した人の筋力アップすることと、今の私が筋力アップするのとやることは一緒だと思うんです。
いやいや、健常者と疾病を抱えた人が一緒なわけがないというのが、多くの人々の意見でしょう。
 
しかし、私が求めてきた筋力を上げる法則は誰にでも当てはまるものなんです。
そういう、一部の人にしか効果の無い方法を私は求めてこなかった。効果があるのか無いのか分からないようなことをしたくなかった。
 
で、その得た道理は万民に通用すると思っているし、今のところその道理が通用しなかったことはない。
筋力低下を起こした人と私のトレーニングが違うとすれば、それは筋トレの法則ではなく、かけられる強度、負荷が違うだけなんです。
 
強度の高い大きな負荷の運動すると疾病を抱えている人には危ないんじゃないかという人が多いですが、それはボリュームや頻度を考えないからそう思われるわけです。
 
うちでやってもらっている運動は、せいぜい30秒、週1回です。
これが危険って、今までがやばいくらいの運動不足で生きてきたでしょうとしか言いようがない。
その運動不足が危険致死レベルです。
 
それで順調に強くなるのに、何を避ける必要があるのか。
 
本当に当たり前の話なんですが、何だかんだとやらない理由を探して、効果の無いことをやる理由を探す人々が多いですね。