超利己的

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最近思うんですが、私って超利己的なんですよね。

ただ、自分の生活を充実させようとか、そういう欲望は少ないんですよね。

どこまでも内向きで、自分の心と肉体がより強くなるのが好きみたいなんですね。

他人からの評価ってあんまり興味がない。

まあ、生まれ持った容姿が悪かったから、よりそういう傾向になったのかもしれませんね。

で、何の因果か整形外科医をしているわけですが、しかも、何の因果かよく整形外科疾患を患っているわけです。

幸い、大きな外傷は今までありませんが。

そこで、自分もそういう病気状態でいるの嫌じゃないですか。

なのでとりあえず自分を早くいい状態に戻そうと、いろいろな情報を渉猟して、根本的な治療ってやつを追求しやってきたわけです。

そんな中で、筋トレってのに出会って、これって凄いやん！って思ってやってきてるわけです。

で、筋トレの追求も結局自分を効率的にどう良くするかってのに尽きるわけで、別に体力が衰えた可哀想な人を救いたいとか、スポーツやっている人に効率的に強くしてあげたいとか、1mmも思ったこと無いんです。

なので、ジムで私が効果が無いと思う筋トレしている人が横にいても、アドバイスしたことも気にしたこともありません。

では、何故セミナーや著書を出したりしたのか。

よく言ってますが、学生時代の筋トレに困惑していた自分に近道を教えてあげたいと思ってみたいな感じなんですよね。

なんで、こんな簡単なことを学生時代の私は何からも教えてもらえなかったのかと。

学生時代の私に教えてあげたいなと思ってやったところが大きいかもしれません。

そして、自分は老化に任せて体力が弱るのが嫌なわけですが、幸い学生時代に筋トレという凄いツールを手に入れているので、それは避けられそうだなと思っているわけです。

なので、老化に任せて体力が弱って困っていて筋トレ知らない人見ると、やれば良いのにと思っていたけど、どこでもやってもらえないみたいだから自分でやってみたってだけなんですね。

でも、利己的なんで基本的に自分で本当に困っているんだったら自分で考えて何とかすれば良いのにと思うわけです。

開業するまで散々スクワットチラシを配ってきたわけですがやった人は皆無だったわけで、結局みんな寝たきりになっていってもそんなに嫌じゃ無いんだろうなと思ってたわけです。

しかし、意外と世の中の皆さんは自分が不都合な状態になっているのに、他人が何とかしてくれるとか思っている人結構多いんだなと。

自分のことなのに、金払えば誰かが何かやってくれるとか期待してるんですよね。

でも、私って自分が納得できないことを自分にするのって嫌なんですけどね。

基本的に他人をあんまり信用していないのかもしれません。

で、喰らってきた整形外科疾患も自分の根治を目指してやってきたことを人にも教えているわけですが、基本治りたくない人の気持ちなんてちっとも分からないし分かろうとも思わないわけです。

ずっと痛いのに対症療法の痛み止めを飲み続けるとか、治るわけでもない注射受け続けるとか、ずっと治らないマッサージ受け続けるとか、私の人生ではあり得ないわけです。

私にあり得ないので患者さんにも勧めないだけなわけで、私からしたら当たり前なのですが、患者さんからしたら変わっていると思われたり、薬漬けに喜びを感じている価値観の人には怒られたりするわけです。

崇高な科学者が言ってるんだから良いに決まっているみたいな。

偉い人が考えたから正しいはずみたいな。

こういう偉い人が考えたにしても、その説明を自分が納得できなかったら信じる気になれないんですよね。

しかも、自分が勉強よくしているわけでもないので、簡単な説明で分からなかったら信じない。

どこまでも、超利己的なんですよね。

なので、患者さんの多様性に合わせて他人のニーズに応えるっていうのは、他人なんで本人の好きなように要望に応じる部分はありますが、説明してくれって言われると自分が納得いった話しかできないんですよね。

自分が良くないと思うものを勧めたりはしないですね。

やってくれって言われたら公序良俗に反しない範囲では応じる方だとは思います。

アウェイでは注射や点滴継続でって言われたら、ノーコメントでやってますからね。

と、結構こんな感じで、他人にはあんまり干渉しない超利己的な人間だなと思うわけです。