ワルツ | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候

 

 

ポジティブで爆発的に挙げて、ネガティブは力を抜かずゆっくり戻す。

筋トレの動きの基本だが、何度言ってもできない人がいる。
無意識に上げ下げすると、自然と筋トレにならない効率の良い動きになるので、意識が入らないと絶対にこうはならない。
 
恐らくこういう方は、実生活と論理を繋げずに考えてこられたのではないでしょうか?
速いということは、速さ、速度が大きいということです。速さは道のり、距離を時間で割ったものです。
なので、トレーニングで上げ下げする距離は同じわけですから、速く挙げてゆっくり降ろすということは、挙げるときよりも降ろす時間の方が長くないといけないということです。
 
何度言ってもできない音楽をやっているとおっしゃる方に、何気にワルツで動かしてください。
音楽はテンポは一定なので、何拍したかが多い方が時間が長いからです。
1で思いっきり挙げて、2,3で戻してきてください。で、また1で思いっきり挙げてと。
1にかかった倍の時間の長さで戻すと。
すると、フォームが格段に改善された。
 
早く挙げてゆっくり戻すってことは、自然と挙げる時間より戻す時間の方が長くないといけないわけですから。
倍かける意識なら、かなり良いかなと。
 
ストリクトフォーム作りの一つの方法だなと思いました。指導する方、ご参考に。