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セミナーで昔は言ってましたが、最近めっきり話すことが無くなった話ではありますが(ほぼスクワットの話しか最近してないんで)、これは可動域の大きい力の強いのからやるってのと、オーバーラップ=オーバーワークに注意してやるってことだけですね。
全身鍛えたかったら、全身で発揮できる最大パワーの運動を入れ込んでいくのが大事ってこと。
筋優先法なんてウィダー法があり、鍛えたいところの運動から先にやるってことですが、要するに他の運動で最大パワー使ってたら、その運動する時にパワーの低い運動になっちゃうよってことでしょう。
結局末梢へ行けばいくほどパワーの低い運動しか出来なくなるので、結果的にビッグ3みたいなのを優先する話になってきてしまうわけです。
こういう部位別の最大パワーと全身的な最大パワーとって考えると、末梢の最大パワーって全身的なものに比べて小さいわけで、なので、全身を使った中枢の最大パワーの運動しておけば末梢も鍛えられると考えています。
ドリアン・イエーツが上腕二頭筋断裂したのはDYローの時で、カールしてる時じゃないのもその辺かなと。
ビルダーに言わせればアイアンクリニックなんて腕の種目が無いって言うだろうけど、アイアン来ている健康管理のおじ様方は総じて腕が太くなったとおっしゃいます。
とか言いながら、自分のルーチンには一応腕の種目入れてますが。
なので、私、指の腱鞘炎などと言っている人に中枢部を使った押す引くの運動させたりするのですが、意外と結構治っちゃう。
痛い末梢の運動しなくても意外と効果ありです。
痛めた末梢に強度の高い運動ってのじゃなくて、そこを含めた全身の強度の高い運動した方が、体全体には一番強度の高い運動になるので、より効果が高いんじゃないかなと。
あそこの筋肉ここの筋肉と細々と運動種目を増やして大して変わらないビルダーの方は、更に細々と筋肉に対する負荷の角度も変えた運動も足そうとしたりする傾向を感じますが(POFのことね)、これは私は逆効果だと思いますね。全身的カロリー消費は増えてもパワーを下げる運動をしてしまう。
こういう考え方で筋トレメニューやルーチンを語る人ってほぼ聞いたことも見たことも無いので、まあご参考までに。