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スポーツにおける突発的な急性の怪我をスポーツ外傷、慢性的な刺激の繰り返しによる怪我をスポーツ障害と言って、合せてスポーツ傷害と言ったりする。
で、慢性的なスポーツ障害の治療で、理学療法による治療と称するものでよくあるパターンは、可動域をチェックしてこの動きが悪いのどうのと言う。そしてフォームチェック、こういう走り方が投げ方が云々。そして動きの悪いところのモビリゼーションで徒手で動かしたり。そんでついでにアトラクションで、温めたり電気流したり引っ張ったりするんでしょう。
これ、物理的に考えて絶対に意味無いと思うんですよね。
そもそも慢性的なスポーツ障害は、ほぼやり過ぎなわけです。
まず、やり過ぎを何とかしなければならない。
要するに中強度でも容量(カロリー)オーバーなんです。
ちなみに運動の容量オーバーはいくら食べても補えないですからね。
で、やり過ぎにある程度耐えられる体力作りをするというのが、まっとうな考え方だと思うんですけどね。
いくら可動域が広くてもやり過ぎれば壊れるし、きれいなフォームでもやり過ぎれば痛むわけです。
で、いくら徒手で動きを改善しても、そのスポーツでその選手がやる動きは変わらない。
余程自分が速く走れる、球威が増すとかのフォームなら動きを改善するかもしれないが、痛いなら痛くないフォームにはしても、理学療法士ごときが言うフォームになんかに変えないだろうし、理学療法士が変えられないでしょう。
なので、練習方法や試合へ向けてのコンディショニングが悪いからスポーツ障害を起こすわけで、それを改善する。
根性論でやり過ぎるのを徹底的に避けなければ、スポーツ障害の選手が出てきてしまいます。
体力を付けるようにしっかりと筋トレを入れていく、もちろん筋トレというのはやり過ぎる追い込み式では怪我を助長するだけなので、単純に考えて体力を上げる適応を起こすようにしていかなければならない。
ということでしょう。
もちろん、指導者や選手がそれを理解できるように指導することも重要でしょう。
どれもこれも現状のリハビリテーションに反する意見ですか?
でも、普通に考えたらそうやと思いますけどね。
まあ、医者でこんだけスポーツの練習法やリハビリテーションに口出すのは私くらいでしょうけど。
異端児ですから。