キストレの深い理解 | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候

キストレ指導者育成セミナーに出られても、結果を出せていない人もいるようだ。
その理由はキストレのWhyの部分が理解できずにHow toの部分しか見てないからだと思う。
キストレの例として、必要且つ十分を目指したアイアンクリニックのゼロフリクションマシン6台の運動を提供しているが、うちの整形外科では基本的に患部の運動はフリーウェイトでやってもらっている。
セミナーでもマシンを使ってもらっているので、セミナーに出た方でHow toしか見てない人には、マシンが無かったら出来ないじゃないかと思うようだ。
 
フリーウェイトは技術がいるし、障害のある方には適切な補助も必要だ。
この補助を見ると、Whyを分かっているかどうかがよく分かる。
要するにその人がどういう運動をしたか、筋肉にどういう力がかかってどういう運動をしたかが大切なのが分かっているかどうかだ。道具の問題じゃない。
セミナーでもその例を動画で示しているが、それでも分からない方には分からないようだ。
 
もともとがホームトレーニーだった私が、最小限の道具でいかに効果的な運動をするかを模索したのが、私にとっても良かったのかもしれない。
 
まあ、初心者的な方には仕方が無いが。
なので、トレーナーでトレーニングしたことないのは有り得ないと私は言っているのです。
が、トレーニングしたことのないトレーナー、インストラクター、理学療法士、医師が多い。こういう人が筋力を強くする方法を教えられるわけが無い。
 
ということで、キストレ指導者育成セミナーでも絶対に自分が結果を実感しなければならないと言っているし、うちのスタッフにもトレーニングを強要している。それでもサボって全く理解できずに辞めていったスタッフも多々いるが。
 
今年は1回くらい、キストレ指導者認定試験をしようかなと。厳しいよ。きっと。