痛みの原因は「かたち」の異常ではなく、
血液循環の低下を主とした「はたらき」の異常。
血液循環の低下は目には見えない、流動的なもの。
痛みの原因が流動的だからこそ、症状が軽くなったり重くなったりする。
痛み=体を守る反応
痛み=血液循環の低下「はたらきの異常」が原因
痛みを無理やりおさえることは自然治癒力の低下につながる。
痛みを抑えるのではなく痛みが現れない体にしていくことが重要。
まったく同じ痛みというものは存在しない。
体質や生活習慣、置かれている生理的、心理的条件の中で痛みを感じている。
だからこそそれらを一つ一つ明らかにし、
条件を整えていくことで痛みを克服することができる。
条件を整えていくということは、
痛みの意味を自ら問い直し、受け入れていく作業である。
By 「超」整形外科医 坂井 学 先生