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雑踏の中の孤独。音楽・楽器の紹介

Marimbula

marimbula マリンブラを演奏している人のイラスト

ジャマイカ、キューバ、ドミニカなどカリブ海の地域で使われている楽器。

四角い(または台形)の共鳴箱に金属片を取り付けてある。奏者は共鳴箱に座り金属片をはじく。低音でリズムをきざむ。

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quijada

ロバやウマの顎の骨を使ったパーカッション キハーダキハーダ quijada

ロバやウマの顎の骨を使ったパーカッション。スティックで叩くか、拳(こぶし)で叩く。

ビビビーンという独特の音がする。

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merengue guiro

メレンゲ ギロ merengue guiro のイラスト

メレンゲ・ギロは、金属の筒できたギロ。
メレンゲとは、ドミニカ発祥で、カリブ海周辺諸国及びアメリカなどのラティーノ文化圏で演奏されるラテン音楽。

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chocalho

ブラジルのショカーリョ chocalho

ブラジルのパーカッション。

棒の両脇にジングル(小さなシンバル)を複数取り付けてある。

chocalho(ポルトガル語)は、振って音を出す楽器の総称なので、広い意味ではマラカスなんかも chocalho ということになる。日本語で言えば、ガラガラだね。

 

🎵 枠型のショカーリョ

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chocalho

ショカーリョ ブラジルのパーカッション

ブラジルのガラガラ。

金属枠の中にジングル(小型のシンバル)を並べてある。両手で持って前後に振って ♪ シュクシャカシュクシャカ・・・と、リズムをきざむ。

日本の算盤(そろばん)に似ているが、ショカーリョで計算はできない。

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ボンボ Bombo legüero

ラテンアメリカの太鼓、アルゼンチンの太鼓、ボンボレゲロのイラスト。IROMBOOKのイラスト

ボンボは、アルゼンチンの太鼓。

bombo は、大太鼓の意味なので、特に他の太鼓と区別する場合ボンボ・レゲロと呼ばれる。

本体胴は一本の大木をくり抜いて仕上げるのが伝統的な製法。ボリビアなどのフォルクローレでも使われており、ボリビアでは板を曲げたり組み合わせたりしてあるようだ。

ヘッドは、ヤギ・リャマ・グアナゴなどの皮が使われ、毛が生えたまま使っているのが特徴。毛が生えたままなのでミュートした深い音が出る。

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atabaque

アタバキのプレイヤー IROMBOOKのイラスト

ブラジルの片面太鼓。

お尻が細く、コンガに似ている。

ウシ皮のヘッドはロープで絞めつけられており、ロープと胴体の間に楔(くさび)を打ち込んでチューニングすることもある。

胴体は、ギターなどにも使われている ハカランダ(Jacaranda)という木材でできている。

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conga

コンガ奏者(コンゲーロ)のイラスト

 

ラテン音楽で使われる太鼓。

本名は、トゥンバドーラ (tumbadora)というらしい。

もともと、congaというのはキューバの民族音楽のことで、そこで演奏されていた太鼓をコンガと呼ぶようになったとか。

かくして、コンガという名で、世界中で使われることとなった。

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