最近、いろいろ実行部隊として、自ら立てた戦略を実行するが、1つ失敗したなと大きく反省したことがある。
詳しい内容は避けるが、そこから導き出した結論は、
「戦略も大事だけれども、完璧な戦略のためには、その基礎になるエクセキューションへの理解が大事だ。」ということである。
言い換えるならば、
「完璧な戦略を本当に作ろうと思ったら、現場で何が制約になり、どういう風な戦略的コミュニケーションをしないと実行なされないかという事象を手に取るようにイメージし、わかっていなければならない」ということかもしれない。
であるならば、「戦略」と「実行」を分けて語るようなことは許されるべきでないのかもしれない。
要は、結果がでなかったら、それは全て戦略が悪いのである。
戦略は正しかったが、Executionが・・・・などというのは本当に無意味な言い訳にすぎないかもしれない。
もうひとつ、学んだことは、「戦略の記述は本当にシンプルでなければ実行されない」ということ。
たとえば、戦争という非常事態において、
「A部隊は~~して、B部隊は~~して、~~して、・・・・」などという複雑な記述があったとしたらどうだろうか。
部隊を纏める将軍のコミュニケーションはうまく伝わらないまま終わってしまう。
戦略は多くても2~3つくらいの記述で示せるくらいシンプルでなければならないような気がする。
具体例を交えて欠けないのが残念ではあるが、この反省を素に、次からはもっとよい戦略&実行をする。