中国農業省が公表した07年の農産品貿易統計によると、最大の輸出先はもちろん日本。
総額は83.7億万ドル(約8900億円)。
2位は米国の44.2億万ドル(約4700億円)
3位は韓国の36.1億万ドル(約3800億円)
これを見てもわかるように、日本の食物依存は半端ない。
中国産品が安全かという議論は重要だし、その管理は引き続きしていくべきだが、危険食品流通の制限などの制度を緊急処置的な対応のみにとらわれず、根本的な原因の解決(自給率の改善)を本当に目指してほしいと思う。
そういう視点で見ると、やはりちょっと前から気になっていた、
「農業の工業化ビジネス」は非常におもしろそうだ。
土がなくてもできる、太陽がなくても蛍光灯でできる野菜=ひかり野菜
などはもしかしたらこれからマーケットが伸びていくような気がする。
まだまだ魅力的な市場には発展しきっていないのだろうか。
今度調べてみよう。
* 中国への貿易赤字は去年の6倍に膨れ上がり、40億ドルを越えた模様。