「ストラテジー」と「エクセキューション」??<パート2> | 色塾BLOG-

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日々のビジネス・社会に対する思いや、起業に向けた考え、読書に対する感想など様々な話題を、海外で働くマーケターとしての第3者の視点から展開。

だから僕は、納得がいかない。

例えば、理解するべきポイントはいくらでもある。

CMを何日何時に流すのだから、ターゲットはCMをどのような状況で見ているのか?

そんなときには細かいところで驚くのか、全体的な可愛さにひかれるのか?

ハーバルがやるようなオチを好きな人なのか?

ストーリーがあるものにひかれるのか?どんなストーリーが好きか?

ピンクが好きなのか?赤が好きか?

そこまで顧客をしっかり理解するならば、

「ピンクじゃなくて、赤の部分を大きくしよう。」

「ターゲットは20時には会社から帰ってきたばかりで、多くはテレビをつけっぱなしにしているだけ

=音に反応することがほとんど⇒音のみでターゲットが反応するような魅力的なラインを入れよう。」

とか、いろいろでてくるわけで、

それをしないで、後はエージェンシーに任せた・・・

というのは・・・・・・・・

もちろん、それだけ細かな顧客データを集めるのは難しいのだけれども、

そこまでデータでがちがちに固められた証拠データなんて要らないわけで、

サクっと消費者に対する理解を確かめるディスカッションをすればいいと思うわけだ。

今はそんなえらそうなことはなかなかいえないが、(言っているのだけど・・)

そのうちもっと自信をもっていえるようになったら、ガンガン巻き込んでいけるようにならなくちゃ。

つまり、

ビジネスに責任があるものが、ちゃんと責任をもって、「エクセキューショナル」な部分にもコメントをしていくことで、それがストラテジーをしっかり伝えることになるのだから、そこは無視してはいけないなと思うわけだ。

だって、僕たちはストラテジーをOWNしているのではない。

コンサルタントじゃないんだから、そんなストラテジーなんて仕事の一部分でしかない。

それをどれだけエクセキューションまで拘りながら「結果」を出すか。

それでしかない。

そういう不満を最近は抱えながら、仕事を進めています。

少しずつ仕事にも慣れてきたし、自分のプロジェクトもなんだか光が少しづつ見えてきたようで、

成功するといいな~と祈るばかりです。

「やってみなくちゃわからない」という言葉を良く聴くけれど、

それはそうだとしても、そんなことは言いたくない。

「やれば絶対うまくいく!」という自信のあるものを作らないで、

マーケットにだすわけにはいかない。

やることは沢山あるけれど、なかなか仕事も楽しくなってきた。

いろんなチームの人に毎日頭を下げながら、

自分のやりたい方向性を実現していくというのも悪くない!

まあ、こんなこと言っていたら、

そのうち今の3倍くらいの仕事をドドンと落とされて、

息ができないくらいに苦しめられるのかもしれないけれど・・・・・

まあ、そのときはそのときで。

今はどんな状況にも耐えながら、楽しみながら、

毎日学んで、がんばっていこうと思うしだいです。

週末たのしも~~!