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仙骨は骨盤の中心にある骨で、お尻の割れ目終わりから少し上に手のひらを当てた大きさで位置し、形は逆三角形をしています。
首から真っ直ぐ下に伸びた背骨の一番下と繋がり、重い頭と身体を支え、下半身を動かす土台となります。
脳脊髄液の循環を安定させて神経伝達をスムーズに行ったり、血液やリンパの流れを整える、身体全体の動きのバランスを取る、などの重要な役割をしてくれている、秘めたるパワーを持った主役級の骨です。
両端に縦に4個づつ、合計八つの穴が開いています。その穴は東洋医学では「八りょう穴(はちりょうけつ)」と呼ばれるツボで、生殖器や泌尿器の治療にも良く使われます。
「仙人の骨」と書くように、英語ではセイクラム「聖なる骨」と言われ恒常性維持に関わり、子宮や卵巣を保護するなど女性との関連が深いため、仙骨は女性の守り神とも呼ばれています。
骨盤の中には、腸、泌尿器、生殖器などが収まっており、大きな動脈や筋肉も通っています。ですので仙骨が冷えるとこれらの働きが弱まり、便秘や下痢、月経不順や生理痛、排卵障害などの婦人科疾患、男性ならば勃起障害(ED)や排尿障害、腰痛など様々な影響が現れます。
仙骨周りは筋肉や脂肪が少ないので外からの冷えに弱いのですが、その反対に熱も伝わりやすいため有効に効率的に子宮温活ができるのです。
また、仙骨の前には自律神経の副交感神経がメインに通っています。
副交感神経とは、緊張や興奮を落ち着かせて、リラックスするために必要な神経です。
その副交感神経が優位にすることで、血管を広げて血流を良くし、その血液に乗りホルモンも各器官にスムーズに行き渡ります。
イライラしたり鬱々してしまう時も、仙骨を
積極的に温めると、ホッと落ち着きます。
もう出産をしないから…と、関心が薄くなりがちな更年期女性も、これから赤ちゃんを産み育てる女の子達も、また女性だけでなく、男性にとっても大切な仙骨。
仙骨を温めて、こころも身体も、すこやかに過ごしていきたいですね。
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