こんにちは!
雨上がりの快晴の大阪からコンニチハです
最近、ふとした機会から「アメリカの貧困」についてのドキュメンタリーをみる機会がりました
まぁ、なんだかんだ言ったって
世界の最富裕国だし、
ジョブズもいたし、Googleも、Windowsも、Facebookも 世界をひっぱる名だたる企業と最先端の産業が沢山 CEOの年俸は数百億円なんてニュースもよく聞くので
なんだかんだ日本よりマシなんじゃないの。 私は勝手にそんな気がしていました
最初は、ぼんやり見ていたのですが
途中から、どんどん唖然としてきてしまいました
そこには、私の全く知らない恐ろしい世界が広がっていたのです
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参考までに今の現状
・インターネットサイト・ファイナルコールによりますと、ユニセフの統計では、2017年、アメリカでは子供のおよそ5人に1人、合計1320万人の子供が貧困に陥っているとされています。
・アメリカの公立学校に通う子供のうち120万人がホームレスとなっており、高校生の多くが高校生レベルの学習能力がないとされています。
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5人に1人ですよ
今日食べるものもないって。
家も家賃やローンの滞納で追い出される。って
失礼ながら、こういうのは、もともとが貧しい家庭の方なのか
もしくな、なんらかの事情で働く意欲を失ったり、身体的支障が出た方がいる家庭が陥るのかと思いきや
つい先日まできちんと税金を納め、郊外に家を買い、ローンを払い、そしてボランティアや寄付金にお金を提供していた
そんな、ごくごく普通の一般家庭 いわゆる中流階級の方が、突如職場を失い、ローンが払えなくなり、家を差し押さえされ追い出されそう。 転職活動するものの仕事が見つからない。アルバイト掛け持ちするものの収入が少なすぎて、貧困への道へ
そしてみな口々にいうのです、働く意欲はあるのに職場がない。家族を養える給料がないと
今、アメリカで起こっていることは、中産階級の崩壊が起こっているそうです。
ふつーーーの家庭が
一般的な家庭が
ちょっとしたつまづきで、すごいスピードで一気に貧困に陥ってしまうとのこと
背景には、住宅バブルが起こり、国策としての(不動産投資的意図を含んだ)マイホーム購入ブームで住宅や賃貸の価格は上がったものの、
労働者の給料は、比例しては上がらず、
働けど働けど、家賃は上がるのに、給料は上がらないという現象
もしくは、不動産が値上がりすることを前提としているので マイホームをローンで購入
最初の数年は安い金利で家が購入できると大人気だったサブプライムローンで家を買ったものの、数年後金利が跳ね上がってくるあたりで住宅の価値が下がり、銀行がローン借換えをさせてくれず、高い金利に対応できず、バタンキューという状態
など、そんな背景も大きいようです
最も裕福な国であり、テクノロジー先進国のアメリカ
しかし、福祉に関する予算がカットされ、セーフティーネットがうまく機能しない状態になっているのです
テクノロジー先進国のアメリカですが、技術は問題を解決できず
120万人の子供がホームレスになり 勉強どころではない状態に陥っているのです
彼らは言っていたこと
大人になったら 普通に家庭を持ち 子供が2人 いや1人でもいいけど
家がある普通の生活がしたい と。
つい先日まで、大きな家にすみ快適な空間と、愛する家族に囲まれて、友たちにも恵まれ普通に暮らしていた そんな子が いきなり家庭丸ごとホームレスになってしまうのです
最先端の技術、科学、医療、軍事、学問、経済システムをもつのに?
超大国なのに?
雇用を生み出せないのかと。
今でさえ雇用も生み出せず、給料もあげられず、人間の尊厳も失われているのに、未来に待っているのは更なるAIの進化。
最先端のロボットや、AIの技術の進化により、今ある人間の職場は今以上に加速度的に減っていくことでしょう。
映像の中の彼らは言っていました
働けば、頑張れば、アメリカンドリームが叶うって。
だけど、一生懸命働いたのに、こんな目に合うなんて
(一度レールから離れると)働いても働いても食べてもいけないなんて
アメリカンドリームは、もうなくなった と
中産階級の崩壊。
ふつうの人が ふつうでいられない時代
努力が報われない時代か
アメリカは困っている
アメリカの涙をみた 私はそう思いました
対岸の火事ではなく
いつどの国も、第二のアメリカ 第三のアメリカになってもおかしくないと思います
アメリカ凄い なんかどうにかなるだろう
ではなく、まず自分の頭で考える
日本が世界にできることについて ちゃんと自分で考えてみる
せっかく今生きてることは 意味ない事なんか絶対ないから
未来のからみれるとしたら、今私たちになにを望むのか。何を期待するのか
1人の人間として、そんなことの必要性を感じました