神戸岡本の辰巳茶房さんで、年4回開催される『イギリス会』

 

1年の最後はクリスマス会です。

 

 

 

 

今年の目玉はは、イギリスから取り寄せたクリスマスケーキとシュトレンラブ

神戸のアンダーグラウンドベーカリーさんのミンスパイもあって、大満足でした。

 

子どもの頃から「お茶会」に憧れてました。

『赤毛のアン』のアンとダイアナとのお茶会や、『おちゃめなふたご』の寄宿舎のお茶会。

『ライオンと魔女』のタムナスさんのお茶会。

などなど…。

食いしん坊なので、美味しいものが出てくるシーンは覚えています。

 

私が子どもの頃は、駄菓子やスーパーのお菓子(ポテチとかきのこの山とか)は日常にあったけど、スイーツはそんなに身近でもなく。

だからこそ、誕生日でもないのにケーキの類がたくさん並ぶお茶会は憧れだったんでしょうね。

 

ところで、お茶会といえばスコーンなんですが、

子どもの頃読んだ本で、登場人物がスコーンを食べてるシーンの記憶がないんですよ?

 

これ、どうしてだと思います?

 

それは、昔の翻訳だと、日本の子どもにわかりやすいお菓子に変えられてたからなんじゃないかと思います。

たとえば、フィリパ・ピアスの『トムは真夜中の庭で』では、スコーンはホットケーキにされてたんだとか!

 

『ナルニア国物語』で、日本人に馴染みの薄いターキッシュデライトというお菓子が、プリン🍮と訳されたのは有名だけど、他にもあったとは!

 

クリスティのミス・マープルとかはどんなだったのか、古い訳を持ってる人は教えてもらえたら嬉しいです。

 

じゃあ、スコーンって、いつからメジャーになったのか。

それは、林望さんの『イギリスは美味しい』と、いうエッセイが一役買ってると思います。

その前から、お菓子の本にはスコーンのレシピが載っていたので、お菓子好きな人には、80年代くらいから、知られてたのかもしれませんね。

 

さて、クリスマスの話から、話題がスコーンに飛びましたが、もうすぐクリスマスですね。

ご家族や友人と、素敵な夜をお過ごしください😊