綺麗なチューリップの絨毯に見とれていたら、あっという間にお昼時間。

 

 

 

次はどこに行く??

 

地図を見て夫が「ここに行こうよ」と言ったのが

Urk ウルク(ユルク)

 

灯台がある湖岸の町です。

 

 

我が家の子供たちは海が大好き。

 

とはいっても、こちらの水辺は地図上湖。

海ではないが、取り敢えずチューリップ畑からは近そうなので足を延ばしてみることに。

 

ここがね、すごく当たりでした!!!

 

駐車場の横にあるボートやヨットの船着き場。

 

この景色だけで「夏だー!!」という、何とも言えない開放感。

 

この日は欧州の春としては暖かい日(26℃)だったこともあって、湖だけど気分はもう海。

 

因みにこの辺りの街並みといえば、

 

観光客向けの幾つかの飲食店と小さなスーパー。

子供用の大型ビニール遊具が設置された家の庭先で、子供たちがキャッキャと遊んでいる。

ちょうどこんなのだったな。

 

そんな小さな町でした。

 

ガーランドがはためく小さな道を歩いて

 

向かった先は!?

 

わーーーー

本当は湖です

 

見えますか?

 

ぼうっと霞の中に揺らめくのは

風力発電の大きな発電機たち。

 

まるで幽霊帆船が海の向こうに霞んで見えるような、幻想的な眺め。

ドイツの南方面にドライブするとワイン生産地ならではのブドウ畑が広がっていて、オランダを走ると、この風力発電の発電機にたくさん出会う。その土地土地の眺めが興味深いです。

 

子供たちが駆け出す先には、丘の上の小さな灯台。

 

 

湖岸の小さなプロムナードをゆっくり歩いて

 

水面がキラキラ凪いでいるね。

 

あ、ヨットも見える!

 

この日は休日だったものの、観光客もまばら。

 

だいたいどこの観光地でも中国人・韓国人・日本人のいずれかには出会うここヨーロッパ。

 

いつも心の中で「この方たちは日本人?」「こちらは中国の方かな?」なんて想像したりするのだけど、この場所にいるアジア人は何と自分たちだけ。

 

これはとても珍しいことです。

観光本に載っていない地域ならでは?

 

 

砂浜に寄って少し遊びました。

 

長女は貝殻探し。

そして夫は、浜辺の生き物探し。

 

次女とわたしは岩場歩き。

 

 

古いボートの展示もありました。

 

このあたり、年季が入ってるね。

 

 

オランダ国旗の横にYAMAHA

 

さすが、世界のヤマハですね。

海外で日本企業の横文字を見かけると嬉しくなる。

 

 

漁の網でしょうか。

こんな眺めも、味があって良い。

 

 

さて、お腹がすいたらお昼ご飯。

 

urkervishalという、ランチを提供している鮮魚店へ行くことに。

 

店先のデーブルでお食事しているお客さんが皆食べているのがフィッシュアンドチップス。

 

「あっ、これ食べたい!」

 

どれどれ、メニューはこちら

 

お昼時ゆえ、順番待ちの行列が。

 

それでもカウンターのガラス越しの美味しそうな海鮮を見ていたら、あっという間に番が。

 

お店で食べることを告げて

テーブルで待つことしばし。

 

ドーンと4人分のフィッシュアンドチップスが来ました。フィッシュの他にもムール貝とエビの唐揚げも。海鮮全部乗せです。

 

エビの唐揚げはスイートチリソース、フィッシュはタルタルソース、ポテトはマヨネーズが添えられていました。

 

因みに魚はキベリングと呼ばれるタラの白身魚で、オランダ名物です。

 

揚げ物はお腹にもたれるかと思ったけど、サクサクゆえにあっという間に平らげてしまった気づき

 

その後もお腹の調子は良かったので、使っている油が良かったのかも。お客さんも絶え間なく来ていて、回転良さそうだったからね。

 

プチ観光情報


ヨーロッパ旅で悩ましいのが「トイレ問題」。
もし、こんな場所でトイレに行きたくなったら?

安心してください。観光案内所の横にクレジットカードを使って入ることのできる大変清潔なヨーロッパらしくないトイレがありました!

何故かトイレ内のBGMが流れていて
それがColdplay(コールドプレイ)の
Viva la Vida

この曲は、フランス革命の混乱期に断頭台に上がったルイ16世のスピーチ(それは群衆のうねりのような罵声や太鼓の音によりかき消されてしまった)をイメージしていると言われていますが、オランダといえば革命の後はナポレオンが台頭し、1806年には弟ルイをオランダ国王に据えるというフランスの支配を受けています。
 
おっと、話が歴史に脱線しましたが・・・
 
とてもその爽やかな音から歌詞が想像できない、しかし晴れた日の湖岸にぴったりな曲が流れている素敵なトイレでした。
 
 

CDのジャケットもドラクロワの「民衆を導く自由の女神」なんですね。

 

 

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