今年こそ、

キューケンホフに行こうと計画していた我が家。

 

 

 

が!調べてみると、

行きたい日時のチケットが売り切れ。

 

そこで、チューリップ畑を自力で探すことに。

 

"チューリップ" "オランダ”などのキーワードで調べてみると、気になったのが


Noordoostpolder

ノールドーストポルダー

(北東ポルダーまたはノールドオストポルダー)


 

エイセル湖を挟んで、アムステルダムと向かい合う場所に位置するこの場所。

 

毎年植えられるチューリップ畑の面積は

何と約2000ヘクタール

 

オランダ国内3番目の球根栽培地域であり、そこから約10億個が収穫されるというのだからこれは期待ができそうだ。

 

ところが「地球の歩き方」を早速調べて見たものの、以外にもこの地域についての観光情報は載っておらず。ネット情報に頼る他なさそうでした。

 

それによると、そこには春になるとこんな楽園のような景色が広がっているという。

公式Instagramより写真をお借りしています

 

それもそのはず。

 

TULPEN FESTIVAL

(チューリップフェスティバル)

なるものが、毎年開催されているらしいのだ。

 

 

2024年の開催予定日は4月19日~5月5日。

 

ところが今年の冬は暖かかったため当初の予測よりも早くチューリップが咲き始め、スタート終了ともに期間が前後。

どうやら13日から始まっていたようです。

 

そのため「行ってみる?」となった時点で、オンライン上にアップデートされる満開度指数は


たったの15%

 

 

そうなのだ。この地域のチューリップ畑は球根栽培が目的。美しく咲き誇るチューリップも、時期がくればばっさばっさ刈り取られてしまう。

 

でもね。4月の週末はあいにく雷雨や雨が多くて。とはいえ「だから来るのが遅くなったんだよう」という言い訳は通らない。


オランダに住んでいるわけではないので、観光者としては花の開花時期を予想するのも難しいし、天候の問題もある。

ベストな時期に

絶景が見られるか否かは

運そのものなのだ。

 

しかし、チューリップは季節ものだから迷っているうちに終わってしまう。

 

ここは「えいや!」と出かけてみました。

車窓からパシャリ。オランダをドライブすると、いろんな場所で牛、馬、羊によく出会います。

 

結果、確かにチューリップ畑自体はあまり無かったのだけれども(チューリップ畑を見つけて、次を見つけるために車で移動する感じです。)

 

我が家としては満足度高め

 

一面に埋め尽くされるチューリップたちは

カーペットそのもの


美しい!!!

 

こんなに満開のチューリップたちを、わたしはかつて見た事がありません。

 

これはCGではないのか?

現実の眺めなの?

これが自然!?凄すぎる。


出てくるのは、こんな感想ばかり。

 

ピンク色のチューリップは赤や黄色に比べて疎に思えたけれど、それでもこんなに綺麗。

 

空から撮ったら、本当にカーペットなんだろうな。

 

「この花畑の上を泳ぎたい」・・・

思わずそんな、あり得ない欲望に駆られます。

 

白は刈り取られた後なのか、ほぼ緑でした。


両サイドの通路は花びらで埋め尽くされていて、儚くも美しい眺めです。

 

そうそう「ここはオランダなんだ!」と思ったことがひとつ。

 

ドイツはめちゃくちゃ蜂が多くて(夏になるとみんな刺されるし、家にも良く入ってくる!)、春先からブンブン飛び回る彼らをよく見かけるのだけれども、この一帯は蜂もそんなにおらず安心して観光できたのも良かった。

 

最後に、このブログを見てくださっているどなたかの参考になれば。

 

現地で入手したパンフレットを載せておきます。

 

チューリップフェスティバル2024

 

チューリップフェスティバルは、車と自転車に乗りながら鑑賞を楽しむことができます。


年ごとによってルートが変わります。

今年2024年の地図はこちら。

 

車ルートは108キロ。

結構な距離ですね。

 

自転車ルートは27キロ。

 

商用畑のため、場所によってチューリップ畑の近くまで行って写真を撮ることはできますが、チューリップ畑の中に立ち入ることはできません。

チューリップ畑でも英語、オランダ語、中国語で書かれた立て札を見かけました。ただし期間中イベント会場に設けられたセルフィ―フィールドでは自撮り写真を撮ることも可能とのこと。


フェスティバルの開催期間には、マーケットをはじめとする幾つかのイベントがあるようですが、残念ながら訪問日には出会うことができませんでした。

こんなに可愛いチューリップアートもあった様子。見たかったなぁ。公式Instagramより写真をお借りしています。


 この場所を訪れての感想


訪れた時期は見頃の終わりに近かったものの、それでも色とりどりのチューリップ畑は「美しい」の一言そのものでした。

キューケンホフ公園は駐車場の混雑などが有名なので、自家用車での旅行を予定されていて、この場所の見頃に行くことができる方には(上述の満開度指数と毎日睨めっこすれば何とかなるのだろうか)穴場と言えるかもしれません。

とはいえ畑の中に入れないなど、球根の栽培地ならではのマナーとルールがあるので、セルフィーを楽しみたい場合は他のチューリップ畑を探す方が良いかもしれません。
オランダにはこの他にも幾つかのチューリップの名所があるので、この時期の旅行はとても満足なものになるでしょう。


 

さて、ここから次に向かったのは・・・

次回に続きます。

 

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