9月に入り、朝夕涼しくなってきましたねー
教員歴25年、心理カウンセラー×ライフコーチ彩葉(いろは)です。
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葛藤しながら走る
「エネルギーが大きい人」
これまでカウンセリングなどで何度かそう言われたことがあります。
でも、自分ではあまり実感がありませんでした。
なぜなら、わたしはヘトヘトなのがデフォルト
常に忙しくて、疲弊しているからです。
この夏、大きな研究大会の役員をしていたため、ただでさえここ数年で一番忙しいのに、毎日30分走っていたものだから、それはもう、本当に毎日ぐったりでした。
それでも「ライフコーチマスター講座最終講(7/27)までの1ヶ月は毎日30分走るんだ!」という目標で走り始めたので、そこまでは・・・とがんばりました。
最後の数日というところで、仕事でうっかりミスを連発して心が折れそうになり、仲間のみんなに励ましをお願いしました。
「自立系武闘派女子」なわたしにとって、みんなに頼ることもチャレンジでした。
で、みんなの励ましに力をもらって何とか走り切りました。ありがとう!!
だけど7月27日、最終講の霧島では結局、講座はなし、別日程で補講を行うことになり。
そんなこんなで、補講のある11月まで走り続ける流れに・・・!!
いやいやいやいや
あと少しで研究大会なのに
来週から更に忙しくなるのに
できる訳ないじゃん
無理無理無理無理
7月27日までってゴールがあったから、カウントダウンしながら何とか頑張れたのに
話が違ーーう💢
側から見たら「そんなに嫌なら走らなきゃいいじゃん」で終わる話ですよね。
でも、その時のわたしの中では、そういう問題じゃなかったんです。
今から振り返ればね、本当に、相当余裕がなかったんだなぁ、、、と思います。
精神的にも肉体的にも。
綺麗な形で終わらせて、すっきりと研究大会に向かいたかった。やるべきことがたくさんあって、本当にヘロヘロだった。
目標を達成するまでは・・・と抑えて蓋をしていたものが溢れ出し、沸々と湧いてくるドロドロとした思いを、どう鎮めればいいかわかりませんでした。
止まらない思考
毎日走ることのメリットは、それなりに感じてはいたんです。以前ブログにも書いたように、本当にいろんなことに気づけたし、体力もついたしね。
ただね、1ヶ月で終わるはずだったのが、更に走り続けることになり、わたしの中の何かが猛烈に反発していました。
「この時間があれば休めるのにな」
「こんなにクタクタなのに、わたしはなんで走るんだろう」
「常にふくらはぎと膝に痛みがある。こんなの身体に良くないんじゃないか」
でも
「みんな走ってるのに、自分一人やらないのは嫌だな」
「ていうか、なんでみんなは文句も言わず走ってるんだろ?わたしと何が違うんだろ??素直に走れるみんなが羨ましい」
「メリットは感じるけど、今、かけている労力に見合っているとはとても思えない。もう少し続けたら何か見えてくるんだろうか・・・」
「以前よりは体力ついてきたし、まぁ、やるしかない・・・」
でも
「コレって果たして自分を大切にしてるんだろうか」
「ただの他人軸なんじゃないのかな。他人軸とエゴの声は、どう見分ければいいんだろう」
「明らかにわたし、無理してる。一体何のためだっけ??」
「奴隷やめるって宣言したのに、これってまた奴隷になってるんじゃない?」
でも
「走るからには、やっぱり適当にはやりたくない」
「こんなにがんばってるんだから、やっぱりやってよかった!って、実感したい」
「走った後のストレッチは欠かせない。どうせやるなら柔軟性を上げたい」
「筋トレも面白そうだなー。いろいろやってみようかな。主体的にやったらもっと楽しめるかも」
「でもそれって、奴隷の柵の中の楽しみ方なんじゃないかなぁ」
「やっぱりどう考えてもしんどいな」
「本当にこんな忙しい時に、わたしにとって最優先でやる必要があることなんだろうか」
「かめちゃん、ほんと、なんてことを言ってくれたんだろ・・・」
「どちらにしても、こんな気持ちでやってもいいことはない気がする」
「でも、形而上学的に言えば、きっとこの状況もわたしが招いてる。本当はどうなりたいんだろう?」
・・・などなど
などなどなど
ネガティブなものが大半でしたが、とにかくいろんな思考が常に頭をぐるぐる巡っていました。
アクセルとブレーキを同時にかけるというより、何ならブレーキの方が強くて、だからこそアクセルがかかりにくく、無理やり踏み込んでる感じ。
そりゃ、疲れるよなー笑笑
でも、わたしはそれくらい納得がいってなかった。
その不満をぶつける先も無く、無駄にエンジンをふかしながら走っていました。(←それでも走る笑笑)
あぁ、ほんと、エネルギーの無駄遣い・・・
今思えばね、こんな時こそカウンセリングやコーチングを受けるべきだったなぁ。
思い出した「マインドフルネス」
そんな時、走りながら聴いていた綿本彰先生の講座から、こんな言葉が聞こえてきました。
「わたしたちの苦悩は、否定から始まる」
・・・走りながら、はっ!としました
あぁ、そうか
だからか
わたしは今のこの状況を思いっきり否定している
こんなのやりたくない
毎日走るのも、研究大会も
何のためにやるのかよくわからない
なのに、やめることを選択できない
適当にもできない
なんでわたしはいつもいつもこんなに忙しいの!!
こんな現実望んでいないのにーーーーー!!!!!
・・・現状を否定しまくってるからしんどいんだ
「いい加減、自由にさせて!!」
そんなわたしの心の声が聞こえてきました
それはわたしがずっと、ずーっと前から抱えてきた願い
走ることだけじゃなく、人生全般
仕事に対しても、かつての恋愛に対してもそう
ずっと抑えつけてきた
抑えつけられてきてしまった
わたしの心の叫び
・・・あぁ、ごめんね
ちゃんと聞いてあげよう
否定せずに全部
ただ「そっか、そうなんだね」って
「やらなきゃいけない」とか
「こんなの思っても無駄」とか
そんな風に押さえつけるんじゃなくて
ただ、今、わたしが心から思っていること
本音を直視しよう
まるっと受け止めてあげよう
どんな愚痴も
ブラックなぼやきも
心の奥で握りしめてる思いや観念も
そう
「今この瞬間を、否定せずありのまま受け止める」
半年前に福岡で綿本先生から学び、体感したマインドフルネス
今こそ日常に生かす時だ
そのために、この現実は起こっているのかもしれない
余分なエネルギーを使うから疲弊する
それからは、次々と湧いてくる思いを、徹底的に受け入れるようにしました
「もう嫌なんよ!仕事もやりたくない!!」
ー そっか、そうなんだね
「何でわたしがやらなきゃいけないの?この忙しい時に!!腹が立つ!!!」
ー そっか、そうなんだね
「こんな思いしたくない!誰も気づいてくれない!わかってくれない!!」
ー そっか、そう思ってるんだね
「こんなに忙しい中、毎日走る意味がわからない」
ー そっか、そう思ってるんだね
「毎日走るのは7月で綺麗に終わりたかった。予定が変わるのは大大大嫌い!!」
ー そっか、そうだよね
「もっと生活に余裕がほしい!!」
ー そっか、そうだよね
「研究大会の仕事より、部活指導より、走ることより、早く帰って部屋片付けたい!!休みたい!!そっちがよっぽど大事!!」
ー そっか、そうだよね。そりゃそうだ
そう思ってるんだね
その気持ちはよーーーくわかる
そう思っていいよ
一つ一つ丁寧に、とことん受け入れていきました。
そうするとね、不思議なことに
ふっと肩の力が抜けて、軽くなるんです
沸々とわいていた、ドロドロとしたものが、すーっと沈静化していきました
心が静かになっていく
認められて、満足するというか
幼い子どもみたいですよね
でも、かっこつけてもしゃーない
わたしはやはりこうやって
まず受け止めてもらいたい人なんです
幼い頃からずっとそう
そこを我慢してきたから
何なら「そんなこと思っちゃだめ」って思ってきたから(無意識で)
自分の思いを思いっきり出せず
我慢させようとしてくすぶって
余分なエネルギーを使ってしまう
感情は天気のようなもので
(根本師匠はいつも「感情はう○こ」って言ってるけど笑笑)
感情に腹立てても
否定しても仕方ない
天気に文句言っても仕方ない
(言う時もあるけど)
感じてしまうものはしゃーない
ジャッジしてもしゃーない
(出すしかない💩)
開き直ってとことん受け入れてやる!!
そうコミットすると、力が抜けました
本当にね、身体の力が抜けていったんです
そして、実感しました
あー、わたし、こんなに力が入ってたんだ
無意識だったけど、だいぶ負担かかってたんだ
こんなにも無駄にエネルギー使ってたんだなって
そして、7月に霧島で心理カウンセラーかめちゃん
に言われた言葉を思い出しました。
「そうやって余分なエネルギーを使うから疲弊するんだよ」
あぁ、こういうところなのかもしれない、、、
(上手くまとめられるか分かりませんが、次回に続きます。気長にお待ちいただけると嬉しい😆)
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
心理カウンセラー×ライフコーチ彩葉(いろは)
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◆Xも見てねー
「自分にとことん許される」
— 彩葉(いろは)🌿教師×心理カウンセラー×ライフコーチ (@irodori_168) 2024年8月12日
こんなの嫌だ
許せない
こんな自分じゃダメ
こんな人生望んでない
否定が苦悩を生むならば
否定をやめて許すこと
否定する自分を否定しない
「そっか、そうなんだね」
「そう感じていいよ」
自分にとことん許されると
心は何だか気が済んで
じんわり緩んで解けていく pic.twitter.com/01enAbnCom