先日、風水薬膳基礎講座1を開催しました。
その中で、「陰陽」についても学びます。
この世の物質や事象はすべて陰と陽で表される、というお話です。
太陽と月
昼と夜
男性と女性
背中とお腹
呼気と吸気
※(陽と陰)の順に書いてあります
そして、こんな表現があります。
『陰極まれば陽に転じ、陽極まれば陰に転ず』
陰と陽のエネルギーは互いに増えたり減ったりして、それによって状態が変わるのです。
1日の流れで見てみると、夜中の0時に陰が最も大きい状態となり、そこから徐々に陽のエネルギーが増えていきます。
そして正午に陽のエネルギーが最も大きくなり、陰のエネルギーが増えていき夜に向かっていきます。
人の体もこの自然のエネルギー変化の影響を受けているので、その流れに乗って生活ができることが『自然体』なんです。
人生においても、エネルギッシュに活動できる時と、疲れがたまって休みたくなる時ってありますよね。
それって、ごく自然なことだと思うんです。
その時に、流れを感じ取って勢いよく活動したり、休んだり、できていたらいいのですが、
いろんな事情で流れに逆らうように我慢をしたり、無理をしたりすると、後になって体の不調として表れているような気がします。
また、基礎講座1では「五行」という概念も学びます。
陰陽と合わせて「陰陽五行説」って、聞いたことがあるでしょうか。
その五行でみると「秋」というのは、『収』という季節です。
収穫されるものも多いですね。
お米や果物、秋の味覚はとても豊富です。
その他にも、『収』という文字の中には、あつめる、という意味もあります。
冬に向けてエネルギーを蓄える時期なのです。
冬になると、体を冷やさないように熱を作るエネルギーを集中的に使われるので、そのために今のうちから蓄えておくのです。
また『収』には、まとめる、という意味も含まれているんです。
春からスタートして夏に勢いを増してやってきたことを、この秋に一旦まとめて、冬には次の春への準備をします。
体調を崩したり、なんとなくモヤモヤしたりしていませんか?
ジタバタせずに、ひと呼吸して、ちょっと立ち止まる時期。
肩の力を抜いて、自然の流れに身を委ねてみることも大切ですよ(*^^*)
そして、明日からは秋の土用に入ります。
浦田さんのブログで土用の過ごし方を確認してみてくださいね^ ^
まず、今すぐに自然の流れに乗ることができるのは、陰の時間帯にはしっかりと寝ることです。
活動している間にはできない、細胞の修復などを寝ている時間に行います。
特に、23~翌2時が修復のゴールデンタイムなので、お風呂でよく温まって早めに布団に入ってね。
本当に基本的なことだけど、1番大事なこと。
それがなかなかできていない人が多いので、当たり前のことを何度でも書きます。
大切な誰かのために、と思うなら尚更、まず自分を大切にしてほしいなって思っています(*´꒳`*)