1歳半になりました。
よく、周りのママたちに言われるんです。
「くみちゃんて、1人目なのにすごく余裕を持って子育てしているよね」
って。
自分では全く余裕なんてあると思っていなかったのですが
何人にも言われるので、周りからはそう見えるようです。
最初の数ヶ月は、息子が寝ていても、
ちゃんと呼吸しているかな?
って不安で全然眠れませんでした。
おっぱいを上手に飲ませられずに、息子の体重が増えなくて、自分を責めてたくさん泣きました。
イライラもしたし、どうしようもなく不安で神経質になったりもしました。
ホルモンバランスが崩れているので、この時期はどうしようもないことだと分かっていました。
それが落ち着いてきた頃には、原始反射とか観察してみたり、ああ、本当に背筋から使えるようになっていくんだな、とか、学んだことを楽しんでみていました。
同時期に生まれた赤ちゃんの話を聞いて比較してみたりして、この時期には個人差が大きく出てくるんだなとか。
他の子と息子を比較して不安になるということは全くありませんでした。
今になって思うのは
いつか悩んでいる誰かの力になれれば。
っていう気持ちがずっと私の中にあったんじゃないかな。
って。
10代後半〜20代前半の頃、
夜になると恐怖に襲われ、朝が来ると虚無感で潰されそうになる。
そんな時期があって、当時は本当に本当に辛かったけれど、今となってはそれすら仕事や生きていく糧になっている。
それを体感しているので、きっと今ツラいことも、本気で向き合って越えられた先には、何か光がみえるはず。
若いうちにいろんな経験をして、いろんな思いをして、本当に良かったなあって今は思うんです。
だから、乳腺炎で何度も苦しんだ時も、離乳食がスムーズに進まなかった時も、悩んではいたけど
「あ、これいつか同じことで悩んでいる人がいたら力になれるな」
って、心のどこかで思っていたんですよね。
転んだらタダでは起き上がらない、貪欲な私です。笑
知らないこと、予測ができないことには、不安を感じるものです。
基本的な知識があること
例えば、
・赤ちゃんの発育・発達
・産後のママの体の変化
・↑が心に及ぼす影響
とか、そういうことを知っていることで、気持ちに余裕ができたり、笑顔で過ごせるのであれば、1人でも多くの人に伝えていきたいなあって思うんです。
いろんな育児法とかあったりするけど、何よりもママが元気で笑顔でいることが大切なんだと思います。
方法よりも、在り方。
どんなに言葉で教えようとしたって、子供は親の表情や姿勢をよーく見て育ちます。
ママである皆さんがいっぱいいっぱいになる前に、話を聞いてもらったり、言葉をかけてもらったりできる人が、身近に居てくれることを願っています。
私もそんな存在でありたい。
私が神経質になっている時に、人生の大先輩に言われて救われた言葉は
「掃除まで手が回らなくてちょっとくらいホコリが溜まったって、死にはしないよ。
それよりも、赤ちゃんに笑顔を向けてあげられることの方がずっと大切」
周りから見れば些細なことでも、当事者にとっては一大事なんだよね。
あなたが悩んでいることは、きっとどこかで誰かも同じように悩んでいる。
1人で抱え込まないでね。