わたしの弟の話は
今日で最後になります。
こちらもご覧ください
↓
弟とわたしの話
第2弾大好きな弟
第3弾わたしの結婚と弟
きょうだい児の話、
なんだかネガティブなこともありましたが、
ここから先は、ポジティブな話です。
きょうだい児の醍醐味って、
なんだと思いますか?
それは
わたしの人生の
まるまる全てが、
障害のある弟に刺激を与える
ということです。
わたしのライフステージが変わることで、
弟の人生に刺激が加わります。
弟は
自分から歩いて行ったり、
言葉を話したりすることができないので、
そういうタイプの子は特に、
毎日が
良く言えば、平穏無事。
悪く言えば、退屈。
になりがちです。
学校に通っている間は、
毎日、先生がいろいろな活動を
手を変え品を変え、やってくれると思うので
楽しいことや、苦しいこと、
思ってたんと違う!ってことや、
そうそうこれこれ!って思うこと、
いろいろな経験ができると思います。
卒業後の施設も、
また学校とは違った雰囲気で、
気持ちも変わるし、
付き合う相手も変わるし、
はじめは刺激をたくさん受けると思います。
でも、
人は慣れていく生き物。
そこに3年も5年もいれば、
職員の交代はあれど、
大きな変化や刺激を受ける場面が減ります。
そこで、
きょうだい児の醍醐味です。
たとえば、
わたしの大学進学
ずっと、毎日一緒にいた姉が、
大学に進学したことで
家から出ていった。
それは、きっと弟にとって大きな変化になったと思います。
わたしには
2歳下の障害のある弟
のほかに、
6歳下にも弟がいます。
わたしが家を出ていってから、
わたしの知らないところで、
弟と下の弟は、
絆を深めていたらしいです。
今では、
弟は、わたしが実家に行くと
「ふんっ」という感じで、特に喜びもしませんが
ひどいっ
下の弟が実家に行くと、
ニコニコします
←笑
わたしがいない間に、
二人には一体何があったのでしょう笑
知らんがな
それも、刺激。
そして、その後の
わたしの結婚
ウェディングドレス姿で
弟に会ったとき、
めちゃくちゃ複雑そうな顔をしていたのが面白かったです。
知らない人が、
舞台上で綺麗なドレスを着て出てくるのとは
やはり大違いです。
身近な人が、
別人のようになって出てくる、という経験。
なかなかないですよね。
そしてなんと言っても、
妊娠、出産、子育て
これは、もう、明らかな刺激です。
人のお腹が膨らんでいくなんて、
不思議でしょうがないです。
しかも、
一番身近で、小さい頃からずっと一緒にいた姉のお腹です。
変!!!!!!!!
と思ったことでしょう。
そして、小さな小さな赤ちゃん。
今までも、チラっと見ることは
あったかもしれませんが、
朝から晩まで近くにいることはなかったので、
かなり大きな刺激になりました。
(わたしは2度里帰り出産をしたので)
朝もあいつ(赤ちゃん)いる
夕方帰宅してもあいついる
夜もあいつめっちゃ泣く
と、赤ちゃんに対して
いい感情ばかりは持たなかったと思います。
実際、
1人目のときは、
赤ちゃんが泣き止まないと、
弟は怒ることもありました。
高校生のとき、あんたも泣き止まなかったけどな
笑
そうそう、あれから弟は
いつのまにか思春期を過ぎ、
泣く時期は終了しました。
そして、ニコニコ坊やから、クールな兄さんに変化していたのです。
でも、面白いですね。
一人目のときは、
赤ちゃんが泣くと、
怖がる表情を見せたり、うるさくて怒ったり・・・
ご機嫌な赤ちゃんを近づけても
首をすくめて嫌がるような態度をとっていた弟が、
二人目、三人目となるに従って、
赤ちゃんに慣れていったんです。
ちょっとうるさいぐらいでは泣かないし、
近づけても目をそらすぐらいになりました。
赤ちゃんを支えながら弟の背中にのせたり
弟があぐらをかいている中に赤ちゃんを寝かせることも
許すようになりました。
弟は、
赤ちゃんよりも、
1歳を過ぎたあたりの、ちょこまか動き回るくらいの子の方は
割と好きなんじゃないかな?
と感じるようにもなりました。
そのぐらいの子どもになってくると、
自分から弟のところに行って
ちょっかいを出すようになります。
最近は、
弟のことをみんなで「◯◯くん!」と呼んで、
一緒に遊んだり、物を取り合ったりしています。
そんな光景を見ると、
弟の人生に幅が広がったような気がして
嬉しくなります。
小さいときは、お世話して、
二人でひとつ、っていうくらい
ずっと一緒にいて、
わたしが守ってあげる!って、
正義感みたいなものを感じながら
一緒にいた弟。
思春期を通して、
わたしから離れていった弟。
でも、またこうして、
わたしのライフステージが変わることで、
わたしの経験を弟にも還元していくことが
弟の人生にも大きな刺激になっていく。
それが、
穏やかな刺激でも、
苦々しい刺激でも、
弟をさらに、変化させて成長させてくれる。
その一翼を担えることは、
きっと、きょうだい児の醍醐味。
結婚とか子どもとか、
それは確かに大きな刺激になるけれど
たとえば、
(楽器やダンスを習って、家で披露する。
発表会につれていく。)
(仕事の話をする
仕事で得た報酬で一緒に旅行に行く。)
きょうだい児の、そんなライフステージの変化に、
是非巻き込んであげてください。
理屈ではなく、
人が新たな刺激を受けて
新たな人生の扉を開けるときに
そばで見守れることは、
本当に嬉しいことだと思います
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