こんにちは、
鈴木深雪です。
今日は2月1日。
なんと、
2018年で一番の
ラッキーな日だとか!
そんなタイミングに後押しされ、
今日はちょっと私の好きなことを
書いてみたいと思います
それは「和の道具」たち。
かごや和食器などに目がないんです。
ある土地をルーツとしてたり、
作り手の思いがこもったもので
あればなおさら。
旅先で好みのものを買い求め、
食事のたびにその旅や土地を思い出し、
心がふっとなる
幸せの瞬間を感じるんですね。
そんな道具好きが高じて、
いくつか好きな道具についてのコラムも
趣味で書いたことがあったので
今日はそれを載せてみたいと思います。
Column 用の美 -うちの子-
生活道具好きがおくる、このコーナー。
ほうきやバケツから、台所道具まで。
その興味は、生活にまつわる
道具全般にいたる。
それもわざわざ旅先で
買うのがたまらない。
その土地ならではの素材や
作り手の思いに触れながら、
「それではぜひうちの子に・・」と
買い求めていくのが、何とも
「お見合い成立」という感じで
心をくすぐる。
この子もそんな経緯で
わが家にやってきた。
有田焼の八寸小鉢。
全面にほどこされた
藍色の模様が気に入って、
煮物やサラダをふわりと
山なりに盛り付けたいなと
持ち帰ることに。
その後、
とても大切に使っていたのだけれど、
ある日不注意で割ってしまった。
普段の私は、
「形あるもの、いつかはなくなる」
と潔いタイプ。
ただこれは、
有田まで行って買い求めた道具。。
何だか別れがたくて、
割れたかけらをかき集め、
食器棚に一年ほど眠らせていたのだけれど、
この程とあるご縁で、
岩手の職人さんのところに
丁稚奉公(でっちぼうこう)に出かけ、
「鈍い銀色の輝き」を増してもどってきた。
そう、
岩手県・浄法寺特産の漆で
「銀継ぎ」をしてもらったのだ。
これで晴れて
私のお気に入りの器は、
有田焼×浄法寺塗の
コラボレーションとなったわけで、
可愛がりようは増すばかり。
さてさて、
今日もこの子に
食卓にあがってもらいましょうか。
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