肉離れ〜大腿二頭筋〜
こんにちは!
道場です。
最近寒さの影響もあり肉離れの患者様が多いです。
今回のブログは肉離れについてです。
肉離れの損傷で最も多いハムストリングス大腿二頭筋についてです。
肉離れは損傷度合いで復帰時期が異なります。
痛みが取れたからといってスポーツ復帰すると再発を起こすことが多いです。
■まずは肉離れが疑われた場合MRI検査を行いドクターの診断を受けましょう。
なぜMRI検査か?
先程も言いましたが肉離れは負傷場所、損傷度合いによって復帰時期が大きく変わります。
・お肉で言うと赤身の部分(筋繊維部)の損傷であれば2〜4週程度で競技復帰可能。
・お肉で言うとスジ張ってる白身の部分(腱膜部や筋腱移行部)の損傷であれば6〜8週程度復帰にかかります。
それを確認するにはMRIしかわかりません。
■例えば
ハムストリングスの大腿二頭筋長頭の中でもA坐骨に近い近位腱膜やB膝に近い遠位腱膜を負傷すると時間がかかります。
C筋肉部分のみの損傷だと競技復帰は早いと言われています。
腱膜の部分を損傷してしまうと、修復に時間がかかります。
そのため腱膜損傷をしてるかしてないかを調べるには超重要になります。
MRIは簡単に撮れる施設が少ないです。
そして費用がかかり毎回簡単には撮れません。
MRIを撮らない場合は、エコーや触診、ストレッチ痛、筋抵抗等で総合的に判断し時間をかけて復帰させるパターンが多いです。
肉離れでお困りの方、一度当院スタッフにご相談ください。
参考資料 筋損傷の画像診断 奥脇透