【サッカー オフシーズンにやるべき事】② ケガを治す | 芝浦田町スポーツ整骨院はり治療院・新浦安しんもり整骨院はり治療院ブログ

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代表は元サッカー日本代表の中村俊輔選手のトレーナー。スポーツのケガ・腰痛・肩こり・手足のしびれなど、プロアスリートへの施術を皆様にお届けしています。

こちらもご参照下さい

【サッカー オフシーズンにやるべき事】① ウエイトトレーニング


オフシーズンは抱えているケガをしっかり治し、次のシーズンによりいいコンディションで挑むチャンスです。その方法は大きく3つあります。

①休息をしっかりとる

PRPHR(ハイドロリリース)など積極的な治療を取り入れる

③手術の検討


①休息をしっかりとる

シーズン中は中々休めずケガを抱えたままプレーをしている事も少なくありません。しっかり休息をとれば改善するケースもあります。全てのトレーニングを中止する必要がない場合もあります。私はケガの程度によりランニングは中止し、ウエイトトレーニングやバイクなどのトレーニングを継続するプログラムを指導する場合もあります。


PRPHR(ハイドロリリース)など治療を取り入れる

PRPは、自分の血を採血し、ケガした部分に注射し、自己治癒力をサポートする治療方です。

HR(ハイドロリリース)とは、生理食塩水などを注射し、癒着部位のリリースなどを行い、痛みを軽減させる治療です。


PRPHRも、効果には個人差がありますが、積極的な治療として検討していいと考えています

オフシーズンは、ただ休むだけでなく、積極的な治療を試すいい機会だと考えています。


例えば

・膝蓋靱帯炎(ジャンパー膝)

・アキレス腱炎

・腰痛

・股関節痛


こちらも参照ください

【サッカー選手の膝蓋靱帯炎がHR(ハイドロリリースで改善したケース】


【アキレス腱の痛みがcruris fasciaの施術で改善したケース】


③手術の検討

手術なしの治療を継続しても改善が満足でない場合、手術を選択するケースもあります。

例えば

・足首のねずみ(骨片)の除去

・膝半月板

などです。


翌シーズンに合わす為には、なるべく早く決断する必要があります。シーズン中から選手、ドクター、トレーナーと協議し、手術する場合は、なるべく早く行う事が重要になります。手術は順番待ちになる事が多く、決断してから数週間かかる場合があり、翌シーズンにプレー出来ない期間が増えてしまいます。


シーズンオフにケガの相談がよくありますが、手術の必要有無をもっと早くドクターやトレーナーと相談しとけばいいのに〜と思う事があります。


手術しないで治療(プレー継続)

➡️改善しない

➡️運動を中止するか?手術するか?どうかを再検討


この流れを、シーズン中に行い、もし手術する場合は、オフになったら直ぐに行う準備をしとくと、翌シーズン休む期間をなるべく少なく出来ます。