「働くこと」日本人と外国人の認識の違い | 心理カウンセラー 原ゆきこ

心理カウンセラー 原ゆきこ

紆余曲折し(今もか?)、看護師から旅館のフロント職へ。
どんくさいですが、なんとかやってます。

こんばんわ。

 

 

最近読んでいる本が、
世界が称賛する「日本人が知らない日本」

 

という本なのですが。

 




目からウロコ。

 

戦争についてや、

神様・神社・正月のお祝いについて

などなど。。。

 

多岐にわたって沢山書かれているのですが

どれをとっても日本ってスゴイ!!

 

という言葉しか出てこない。

 

その中から一つ。

現代の日本(特に若者)で

話題になってるであろう


「働く」ということについて。

 

 

西洋的な考え方では、

アダムとイヴは「善悪を知る木の実」を

食べてしまった罰として、

 

アダムには労働を、

イヴには産みの苦しみを与えました。

 


それに対して日本は、

天照大神でさえも田んぼを持っていました。

 

また、いまでも毎年天皇陛下が

田植えや稲刈りをしています。

 

その姿を見てみっともないと

思う人はいないのではないでしょうか??

 

素直に「ありがたい」と思うのでは。

 


つまり、


日本人にとって働くこととは

「喜び」なのです。

 

高齢化社会となり、80歳でも元気な人たちが

わんさかいる時代。

 

どこか「楽園」で寝そべっている生活を望むのか

 

それとも

 

自分の経験やスキルを活かして世の中に貢献する

生活を望むのか。

 

という投げかけでした。

 


確かに今の世の中、SNSなんぞを見ていると

「楽して稼ごう」という流れが強いですが

(特に若者)

 

日本人の誇らしい精神はどこへいったのやら…

 

 

それは大人たちが


【社会に出て働くこと=大変なこと】

という認識を植え付けてしまっているから

なのかもしれないと思います。

 


もっと大人たちが

人の役に立つこと、社会の役に立つこと、

それが働くことなのだ、

 

と伝えられていたら??

 

 

好きなことを仕事にしたり、

仕事を楽しんでいる大人が増えれば

若者の【労働】に対する意識は変わるのだろうか。

 

なんて思ったりしています。

 

とにもかくにも、日本のこの素晴らしい

精神を少しずつ取り戻していきたいな、と。

 

思う毎日です。

 

いつも心に太陽をヒマワリ