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キワ者便り

マンガ家 入江喜和のブログです。

最近売れてる漫画を見るにつけ思うこと、それはー

自分は絵でずいぶん損をしているのではなかろうか?

ということ。
いや、損ばかりではもちろんない。
個性的といわれたり、1度見たらなんとなく覚える、といった利点もあるのですが。

まず第一になにが損かというと、女子(男子)が可愛くない。
自分ではカワイイと思って描いてる人が、他の人の描かれるかわいくない人(もしくは普通の人)とドッコイだったりする。
てか少女漫画とかって「私なんか」だ「かわいくない」だ言ってても絵としてはかわいいのがお約束なのはワタクシもわかっているのですが。
歯をくいしばってもキラキラしい女子やイケメンが描けないんだよなあ。

それでなんで可愛くならないのかいろいろ見比べてみたのですが、目が小さいんじゃないか?
と思い当たった。
さらには等身が、みなさん7から8等身で描いておられるところ、自分は5、6等身だったり、古くさい感じが…

「そうか」

と気付いたつい最近。

直すのかって?

いや直そうと思って直るもんでもないし、直したからといって売れるわけでもないので、このままいくと思います。

突然の宣言、意思表明に娘が笑っておるよ