腹のかんしゃく玉打上師のるるるです。
密やかに色々な活動をしています。
時折、シニアの方のケアを
依頼されることも増えました。
先日、
「母が飲み込みしづらくなってきたのですが
何とかならないでしょうか?」
こちらの記事にも書いた通り
一般社団法人嚥下トレーニング協会の
認定講師になったという記事を見てくださって
ご相談してくださいました。
80代のお母さま。
お伺いした状態としてはのどトレが
できるかできないか不安な状況。
ミキサー食を召し上がっており
発声はできるけれど
コミュニケーションも取れるが
会話としては難しい状況。
お口は開いたままで
なかなか閉じることがむずかしいご様子。
それゆえよだれが
お口から流れ落ちていました。
娘さんからは
「これ以上進まなきゃいいんです。
良くなるよりも現状維持できれば!」
・・・と。
飲み込みが難しい状況は
日に日に下降するのは目に見えています。
私にできることは限られていますが
上向きになるといいな、そう思いました。
コミュニケーションが取れれば
基本のどトレは可能なのですが
きちんとのどの動きを見ていないと
誤嚥性肺炎を起こす可能性もあります。
のど仏の動きを見ると
やはり動きが悪い様子。
それを想定し
今回はメディセルミニを持っていきました。
このメディセルミニは
吸引にて皮膚を引っぱり
皮膚の表層、
ならびに真皮に感じる痛みを軽減できるもの。
のど上げ体操は動いていない筋肉を
意識的に動かさなくてはなりません。
大抵の場合動きが悪いので
そこをケアしてからするのが
良いのではないかと直感的に感じたから。
まずは手のひらケア。
手のひらに微弱な刺激を与えることで
副交感神経が優位に立ち
カラダの緊張がゆるみます。
それを確認しながら他の部分もケア。
すると娘さんどころか
周りのみなさんがびっくりすることが!
なんと開いたままのお口が締まり
こぼれていた唾液が出ていない。
その写真がこちら⬇️
ご本人のお顔からも笑みがこぼれました。
(これならのど上げ体操できるかも!)
「お口を締めたままごっくんしてみましょうか?」
そうお声掛けするとお母さまは
溜まっていた唾液を一生懸命
ごっくんしようと意識するように!
そして、ごっくん筋を私が少しだけ触れて
お母さまが筋肉を意識するように誘導。
すると、時間はちょっとかかったけど
ごっくんができるように!
ご本人も本当は
飲み込めていないことが
かなり悔しかったのではないかと
察することができる一幕がありました。
それは
「ごっくんできますか?」と伺った時。
手を何度も横に振りました。
しかもちょっと嫌そうに。
「言われてもできないのよ!」
そう言われているように感じました。
そんなお母さま。
ごっくんできたときとてもうれしそうで
生命力を感じました。
今よりも元気に!
今よりも生きやすく!
記事を最後まで見れたら
ポチしてくれるとうれしいです
理由がわからないイライラ
消化が悪い
常にイライラ
もやもやが止まらない
頑張ろうと思っている時に邪魔が入りやすい
地に足が着いていない気がする
背中が痛い
気が付くと妬んでいる時がある
元気がないと言われることが多い
ストレスの原因は自分自身がよく知っている